シドニー (Sydney)

オーストラリア (Australia)

最終更新: 2026年1月15日

82
安全スコア
B+
身体的安全
A+
医療・衛生
B-
詐欺
C+
テロ
B+
スリ
B
暴力犯罪

総合評価

シドニーは依然として世界で最も安全な都市の一つですが、2025年末にテロ警戒レベルが『PROBABLE』へ引き上げられたことや、特定の地域での凶悪事件、詐欺の急増により、防犯意識の強化が求められています。

身体的安全 (B+)

一般的に身体的安全は確保されていますが、2024年から25年にかけて発生した公共の場での刃物襲撃事件以降、警察の警備が大幅に強化されており、人混みでの警戒が必要です。

医療・衛生 (A+)

医療インフラは世界最高水準です。日本語対応のクリニックもCBD内にあり、旅行者も安心して受診できますが、夏季の極端な熱波や強力な紫外線に対する健康管理は必須です。

詐欺 (B-)

シドニーCBDは国内で最も詐欺報告が多い地域です。留学生を狙った仮想誘拐や、SNSを通じた巧妙な不動産・チケット詐欺が多発しており、オンライン上の取引には厳重な注意が必要です。

テロ (C+)

ASIOにより警戒レベルが『起こりうる(PROBABLE)』に維持されています。中東情勢の影響や単独実行犯による攻撃リスクが懸念されており、主要観光地では武装警官による巡回が常態化しています。

スリ (B+)

サーキュラーキーやセントラル駅、大型イベント会場での発生が見られますが、欧州の観光都市と比較するとリスクは低いです。ただし、歩きスマホや荷物の放置は避けるべきです。

暴力犯罪 (B)

殺人や強盗の統計は低いですが、深夜の繁華街での飲酒に絡む暴行や、南西部・西部の一部地域(ブラックタウン等)での組織犯罪、若者グループによるトラブルには警戒が必要です。

最新インテリジェンスレポート

シドニーは世界安全都市ランキングで5位圏内を維持する極めて安全な都市ですが、2025年末のテロ警戒レベル引き上げとボンダイでの無差別襲撃事件を受け、治安情勢は『高度な警戒』を要するフェーズに移行しました。犯罪統計では車上荒らしが減少する一方、物価高による小売店窃盗と性犯罪の報告数が増加しています。旅行者は、CBDの詐欺多発エリアと西部の特定地域を避けることで、大部分のリスクを回避可能です。

現在の状況

2026年1月現在、シドニーでは公共の場での警備体制がかつてないほど強化されています。2025年12月のボンダイ・ビーチでのテロ攻撃未遂事件を受け、NSW警察は特殊部隊以外の警察官にもロングアーム(長銃)の携帯を一時的に許可するなど、抑止力を高めています。市内中心部(CBD)では週末ごとに中東情勢に関連する抗議デモが発生しており、警察による『公共集会制限宣言』が継続されています。犯罪面では、インフレの影響で『万引き』が前年比12%以上増加しており、スーパーマーケットや小売店でのトラブルが目立ちます。また、最新のメトロ延伸により交通の利便性は向上していますが、一方で夜間の古い鉄道路線(T1, T3線など)では依然として若者グループによる嫌がらせや薬物に関連した不審者の報告が続いています。

背景分析

シドニーの治安状況に影響を与えている主要な要因は、生活コストの劇的な上昇と社会の二極化です。家賃の高騰とインフレは低所得者層を圧迫しており、これが西部のブラックタウンや南西部のリバプール周辺での犯罪率高止まりの一因となっています。また、オンラインプラットフォームを通じた『若年層の過激化』が深刻な課題となっており、単独実行犯(ローンウルフ)によるテロリスクを高めています。一方で、当局は性犯罪被害報告システム(SARO)を導入し、心理的障壁を下げることで潜在的な被害の掘り起こしに成功しており、統計上の数字以上に実態把握が進んでいます。移民コミュニティ間の対立も、国際情勢と連動する形で局所的な火種となっており、警察は地域社会との対話と監視の両面で対応を迫られています。

政治・社会情勢

シドニーの政治的情勢は安定していますが、社会的なデモ活動が非常に活発化しています。特に2026年1月26日の『オーストラリア・デー(インベイジョン・デイ)』に向けて、先住民支持派による大規模な抗議活動が計画されており、警察は数千人規模の動員を予定しています。シドニー・オペラハウス周辺やタウンホール前広場は、こうした活動の拠点となりやすく、無許可のデモに対する逮捕者も発生しています。政府は公共の安全を理由に特定の集会を制限する措置を講じていますが、これに対して自由な表現を求めるグループとの間で法的・政治的な摩擦が生じています。旅行者は、これらの政治的集会が平和的に開始されても、突発的な衝突に発展する可能性があることを認識し、現場からは速やかに離れることが推奨されます。

重要ポイント

  • ! 国家テロ警戒レベル『PROBABLE』に基づき、観光地での武装警官の存在を異常視せず、指示に従うこと。
  • ! 1月26日のオーストラリア・デー前後は、市内各地でのデモや交通規制に最大限の注意を払う。
  • ! シドニーCBDでの不動産探しや物品購入の際、前払いの『予約金』要求は100%詐欺と断定する。
  • ! 深夜のジョージ・ストリートやキングスクロス周辺では、泥酔者による突発的な暴力リスクを避ける。
  • ! セントラル駅西口のベルモア・パーク付近は、夜間は薬物中毒者や不審者が多いため立ち入らない。
  • ! 公共交通機関(特に鉄道)を利用する際は、深夜はできるだけ先頭車両か人の多い車両に乗車する。
  • ! 車を借りる場合は、ビーチやショッピングセンターの駐車場であっても車内に荷物を一切残さない。
  • ! 猛暑警告(熱波)が出た際は、屋外活動を避け、こまめに水分補給を行い、公共の冷房施設を利用する。
  • ! 緊急連絡先として『000』を登録し、日本語通訳が必要な場合は『Japanese』とオペレーターに伝える。

エリア別安全情報(タクティカルマップ)

シドニーの治安は『西低東高』の傾向があり、パラマッタ以西の地域で犯罪率が高まります。CBD内ではGeorge St沿いの深夜の飲酒トラブルが主ですが、最近はテロ警戒レベルの上昇により、主要駅(セントラル、タウンホール)や観光地(オペラハウス、ボンダイ)での武装警官の巡回が常態化しています。移動には最新のシドニー・メトロ(無人運転)が最も安全で推奨されます。

危険エリア
注意エリア
安全エリア

シドニーCBD (George St周辺)

注意

シドニーの中心部。昼間は安全ですが、夜間は酔客による暴行や喧嘩が増えます。週末のデモ集会により警察の規制が頻繁に入ります。

リスク: 酔客による暴行, 詐欺, デモに伴う混乱
金・土の22:00以降は特に注意

ザ・ロックス (The Rocks)

安全

歴史的な観光地区。非常に安全ですが、観光客を狙ったスリや置き引きが稀に発生します。警察署が近くにあり、警備は良好です。

リスク: スリ, 置き引き
特になし

キングス・クロス (Kings Cross)

注意

かつての歓楽街。浄化が進んだものの、依然として薬物依存者やホームレスによる突発的なトラブルや暴言被害が報告されます。

リスク: 薬物関連トラブル, 路上暴行, 物乞い
深夜0時以降の独り歩き回避

ブラックタウン (Blacktown)

危険

シドニー西部。統計上、暴力犯罪や車両盗難の発生率が非常に高いエリアです。観光客が立ち入るメリットはなく、夜間は極めて危険です。

リスク: 強盗, 暴力犯罪, 車両盗難
全日、特に夕方以降

ボンダイ・ビーチ (Bondi Beach)

注意

世界的観光地ですが、2025年末のテロ未遂事件以降、最高度の警戒態勢が敷かれています。ビーチでの置き引きも常態化しています。

リスク: テロ警戒, 置き引き, 刃物犯罪
大規模イベント開催時

チャッツウッド (Chatswood)

安全

北部の商業・住宅地区。アジア系住民が多く、夜間も街灯が明るく非常に安全です。家族連れや日本人旅行者にも推奨されるエリアです。

リスク: 商業施設内でのスリ
特になし

セントラル駅西口周辺 (Belmore Park)

危険

駅に隣接する公園周辺。薬物の売買や使用が公然と行われることがあり、夜間は暴力的な不審者が多いため立ち入り厳禁です。

リスク: 薬物中毒者による暴行, 強盗, 性的暴行
19:00以降は絶対回避

パラマッタ (Parramatta)

注意

西部の副都心。再開発が進んでいますが、駅周辺や特定の路地裏では夜間の強盗や若者グループによる威嚇行為が散発しています。

リスク: 強盗, 若者の集団による嫌がらせ
21:00以降の路地裏

脅威プロファイリング

シドニーは世界安全都市ランキングで上位を維持していますが、2025年末以降、犯罪の性質が「物理的な凶悪犯罪」から「高度な心理的詐欺」と「単独犯による予測不能な暴力」へと二極化しています。特にCBD(ポストコード2000)は詐欺被害件数で国内最多となっており、デジタルリテラシーが防御の要です。また、物価高騰を背景とした小売店での窃盗や、若者グループによる公共交通機関での嫌がらせも散発しています。テロ警戒レベルが「PROBABLE」に据え置かれている中、公共の場での警察の権限(抜き打ち検査等)が大幅に強化されている点に注意が必要です。

留学生狙いの仮想誘拐

Virtual Kidnapping of Students

脅威度: やや高 時々

グループ規模: 不明(海外拠点の組織犯罪グループ)

ターゲット: シドニーに在住する中国人やアジア系の留学生、または英語に不安がある長期滞在者。特に孤独を感じていたり公的機関への信頼が強い若年層が狙われる。

活動場所: シドニーCBD, ヘイマーケット(Haymarket), キングスフォード(Kingsford), 大学周辺

活動時間: 24時間(電話による接触のため)

手口:

犯行は電話やSMSから始まります。中国大使館やNSW警察、または税関を装い「あなた宛の荷物から違法な薬物や偽造カードが見つかった」「あなたの口座がマネーロンダリングに使われている」と告げます。被害者が否定すると、偽の逮捕状や公文書を画面共有で見せ、心理的に追い詰めます。次に「捜査のために外部との接触を断て」と命じ、携帯電話の電源を切らせてホテルなどに移動させます。その隙に、被害者が拘束されているように見える動画(偽造の誘拐映像)を撮影させたり、あるいは単に連絡を絶たせたりします。同時並行で、海外に住む家族へ連絡し「子供を誘拐した、警察に言うと殺す」と脅迫し、ビットコインや海外送金で数万ドルから数十万ドルの身代金を要求します。被害者が自ら隔離されているため、家族は事実確認ができず送金に応じてしまうという、心理的な密室を作る高度な手口です。

対策:

オーストラリアの公的機関(警察、大使館、内務省)が電話やSNSで現金を要求したり、暗号資産での支払いを求めることは絶対にありません。少しでも不審な電話を受けた場合は即座に切り、公式の電話番号にかけ直して確認してください。また、家族間で「合言葉」を決めておくことも有効です。SNSに個人の電話番号や滞在先を詳細に書き込まないよう徹底してください。万が一指示に従って移動してしまった場合でも、ホテルのスタッフや周囲の人に助けを求める勇気を持ってください。現地警察(000)または日本総領事館へ即座に相談することが唯一の解決策です。

繁華街の飲料物混入犯

Nightlife Drink Spikers

脅威度: やや高 時々

グループ規模: 単独または2人組の男性

ターゲット: 深夜のバーやクラブで1人で飲んでいる、または友人同士で盛り上がっている女性。観光客や英語でのコミュニケーションが不慣れなアジア系女性も含まれる。

活動場所: キングス・クロス, ジョージ・ストリート(CBD), オックスフォード・ストリート, マンリー

活動時間: 22:00 - 04:00(週末)

手口:

犯人はフレンドリーな様子で標的に近づき、会話を楽しみながら注意をそらします。被害者がトイレに行ったり、ダンスフロアに目を向けたりした一瞬の隙に、強力な睡眠薬や無味無臭の薬物(GHBなど)、または高濃度のアルコールを飲み物に混入させます。薬物の影響で被害者が朦朧とし始めると「気分が悪いようなので介抱する」という名目で店の外へ連れ出し、タクシーや自身の車に乗せてホテルや私宅へ連れ去ります。その後、意識がない、または抵抗できない状態の被害者に対して性的暴行を加えたり、貴重品を奪ったりします。翌朝、被害者が目を覚ました時には記憶が曖昧で、通報をためらう心理を利用する卑劣な犯罪です。2025年以降、NSW警察はこれを「重大な暴行罪」として警戒を強めています。

対策:

自分の飲み物から目を離さないことが鉄則です。トイレに行く際は友人に預けるか、新しい飲み物を注文してください。見知らぬ人から提供された「開封済みの」飲み物や、ショットグラスの酒は決して口にしないでください。シドニーのバーで配布されている「グラスカバー」や、薬物反応をチェックできるキットの使用を検討してください。もし急激な体調不良や異常な酔いを感じたら、即座に店のスタッフ(セキュリティ)に助けを求め、絶対に一人で帰宅しようとしないでください。友人同士でお互いの状態を確認し合う「バディシステム」の徹底が最も効果的な防御策となります。

単独実行犯による刃物襲撃

Lone Actor Knife Assailant

脅威度: 高 武装あり

グループ規模: 単独

ターゲット: ショッピングモールやビーチなどの公共の場にいる不特定多数の群衆。特定の属性を狙う場合もあれば、無差別の場合もある。

活動場所: ウェストフィールド・ボンダイ, タウンホール駅周辺, パラマッタ中心部, サーキュラーキー

活動時間: 日中から夕方(人混みが多い時間)

手口:

2024年のボンダイジャンクション事件や2025年末のテロ事件に見られるように、精神的不安定な個人や過激化した単独犯が、事前の予告なく人混みで刃物を振り回します。犯人は家庭にある包丁や大型のナイフを使用し、警備が薄い平日のショッピングモールや、観光客で賑わうビーチ周辺を狙います。組織的なテロと異なり、犯行の兆候を察知するのが非常に困難です。犯人は周囲のパニックを煽るように叫びながら、近くにいる人々を執拗に追いかけます。警察が到着するまでの数分間に被害が拡大する傾向があり、2025年12月の事件以降、シドニーでは公共の場での「ワンディング(金属探知機)」による抜き打ち検査が合法化されるほど深刻な脅威となっています。

対策:

公共の場では常に「出口」を確認する習慣をつけてください。不審な叫び声や人だかりが逃げる様子を目撃したら、野次馬にならず即座に反対方向へ逃げてください。オーストラリア政府の推奨は「RUN(逃げる)、HIDE(隠れる)、TELL(知らせる)」です。逃げ場がない場合は、重い家具がある部屋に立てこもり、バリケードを築いて音を消してください。戦うのは最終手段です。また、警察の検問やパトロールが強化されているエリア(ボンダイやCBD)では、警察の指示に素直に従ってください。最新のニュースアプリを常時チェックし、治安警報が出ているエリアを避けることも重要です。

格安物件を装うシェアハウス詐欺師

Sharehouse Deposit Scammer

脅威度: やや低 頻発

グループ規模: 単独

ターゲット: ワーキングホリデーや留学生など、シドニーに到着した直後の日本人・アジア系。内見の経験が少なく、安価な滞在先を急いで探している層。

活動場所: シドニーCBD, サリー・ヒルズ, ウルティモ, ヘイマーケット

活動時間: 24時間(オンライン上での接触)

手口:

Facebook MarketplaceやGumtree、または日本人向け掲示板に、シドニーCBDから徒歩圏内の好立地な物件を相場より2割〜3割安く掲載します。写真は高級マンションのモデルルームを盗用したものです。「現在、自分は海外出張中(またはコロナ隔離中など)で直接会えないが、他にも入居希望者が多数いるため、今すぐボンド(証拠金)を振り込めば部屋を確保できる」と心理的なプレッシャーをかけます。パスポートのコピー(他人の盗用)を提示して信頼させ、送金を促します。被害者が送金した後、入居日当日に住所へ行くと、その部屋は実際には存在しないか、無関係の他人が住んでいます。犯人は即座にアカウントを削除し、連絡が取れなくなります。シドニーの住宅難と物価高を逆手に取った悪質な手口です。

対策:

「内見(Inspection)をする前に1ドルたりとも支払わない」ことを鉄則にしてください。鍵を受け取っていない段階での振込要求は100%詐欺です。また、提示された住所をGoogleマップのストリートビューで確認し、写真と外観が一致するかチェックしてください。オーナーを名乗る人物の身分証だけで信じず、必ず現地で本人と面会し、できれば現在の居住者にも話を聞くようにしましょう。公式の不動産サイト(realestate.com.auなど)や信頼できるエージェントを利用し、安すぎる話には必ず裏があると疑う姿勢が重要です。被害に遭った場合は、銀行に即座に連絡し、送金停止が可能か確認してください。

サーキュラーキーのスリ集団

Circular Quay Pickpocket Crew

脅威度: やや低 頻発

グループ規模: 3-4人の男女グループ

ターゲット: オペラハウスやハーバーブリッジを背景に自撮りや記念撮影に夢中になっている観光客。高価なスマートフォンや一眼レフカメラを露出させている人物。

活動場所: サーキュラーキー, オペラハウス周辺, ザ・ロックス, ダーリングハーバー

活動時間: 10:00 - 18:00(観光ピーク時)

手口:

グループで役割を分担しています。1人が「写真を撮りましょうか?」と親切そうに話しかけたり、地図を見せて道を尋ねたりして、標的の注意をそらします(ディストラクション)。その隙に、別のメンバーが背後からバッグを開けたり、ポケットから財布やスマホを抜き取ったりします。もう1人は見張り役兼、盗品を受け取って即座に現場から離脱する運び屋です。自撮り棒を使って撮影している最中に足元に置いたバッグを盗む「置き引き」も併発します。2025年のVivid Sydneyなどの大型イベント時には、混雑に乗じて身体をぶつけ、その瞬間に抜き取るプロの手口も報告されています。盗まれたことに気づいた時には、グループ全員がバラバラの方向に逃げており、特定が困難です。

対策:

人混みではバッグを必ず体の前側に持ち、ジッパーをロックするか手で押さえてください。ズボンの後ろポケットにスマホや財布を入れるのは「盗んでくれ」と言っているようなものです。写真を撮ってもらう際は、見知らぬ人ではなく、店舗のスタッフや他の観光客グループにお願いするなど慎重に判断してください。また、スマホにはネックストラップを装着し、不意にひったくられない工夫をしてください。万が一盗まれた場合に備え、スマホの「デバイスを探す」機能を有効にし、重要なデータはクラウドにバックアップしておきましょう。被害に遭ったらすぐに近くの警察署(The Rocks駅近く)へ行き、Event Numberを発行してもらってください。

西線電車の非行少年グループ

Anti-social Youths on Western Line

脅威度: 中 時々

グループ規模: 5-10人の少年グループ(Eshays)

ターゲット: 深夜の電車内で一人で座っている乗客、特に若者や外国人。高価なスニーカーやヘッドホンを着用している人物が狙われやすい。

活動場所: T1 Western Line, ブラックタウン駅, セントラル駅西口, ストラスフィールド駅

活動時間: 20:00 - 01:00

手口:

「Eshays」と呼ばれる、スポーツウェアとキャップを着用した若者グループが、電車内で大声を出したり、座席を蹴ったりして威嚇します。標的を見つけると、取り囲んで執拗に話しかけたり、因縁をつけたりします。「その靴かっこいいな、いくらだ?」「金を貸せ」などと脅し、心理的な恐怖を与えて財布やブランド品を奪います。身体的な暴行に至ることは稀ですが、集団心理でエスカレートする場合があり、逆らうと殴打されるリスクがあります。彼らは監視カメラ(CCTV)の死角を熟知しており、駅に到着する直前に犯行に及び、ドアが開いた瞬間に逃走します。2025年以降、T1線やT3線でのパトロールが強化されていますが、深夜帯の遭遇率は依然として高い状況です。

対策:

深夜に電車を利用する際は、必ず「運転士のすぐ後ろの車両(先頭車両)」に乗車してください。この車両には緊急通報ボタンがあり、心理的な抑止力になります。車内で騒がしいグループを見かけたら、目を合わせず、次の駅で静かに車両を移動してください。スマホや高級ヘッドホンを露出させず、周囲の状況に常に気を配ってください(ノイズキャンセリングヘッドホンは非推奨)。もし絡まれた場合は、毅然とした態度を保ちつつも刺激せず、隙を見て逃げ出すことを優先してください。強盗に遭った場合は抵抗せず、命を守ることを最優先し、後で警察(131 444)へ詳細な特徴を報告してください。

CBDの過激デモ扇動者

CBD Protest Agitator

脅威度: 中 時々

グループ規模: 数十人〜数百人の集団

ターゲット: デモの行進ルート付近にいる歩行者、デモに反対するような服装・言動をしている人物。または単に混乱に巻き込まれた通行人。

活動場所: タウンホール周辺, ハイドパーク, ベルモア・パーク, マーティン・プレイス

活動時間: 週末の午後から夜間

手口:

中東情勢やオーストラリア・デーに関連する政治的な抗議デモにおいて、一部の過激な参加者が警察との衝突を試みたり、周辺の店舗や通行人に攻撃的な行動を取ったりします。2025年末以降、シドニーCBDでは週末ごとにパレスチナ支持派のデモが続いており、警察の「公共集会制限宣言」が出される事態となっています。デモ隊はジョージ・ストリートを封鎖し、拡声器で叫びながら行進します。反対派との小競り合いが発生した際、周囲にいる観光客が巻き込まれて暴行を受けたり、警察による催涙スプレーや規制の対象になったりすることがあります。デモが平和的に始まっても、日没後に一部が暴徒化するパターンが多く見られます。

対策:

シドニーCBD、特にタウンホールやハイドパーク周辺で大規模な集会や人だかりを見かけたら、興味本位で近づかないことが最大の防御です。2026年1月26日の「インベイジョン・デイ」などの特定日は、事前にSNSやニュース(ABC Newsなど)でデモのルートを確認し、そのエリアを避けて移動してください。もしデモに遭遇してしまったら、速やかに地下道や建物の中に避難し、行進が通過するまで待ってください。カメラを向けて撮影する行為は、参加者を刺激して攻撃の対象になるリスクがあるため控えるべきです。警察の指示には即座に従い、規制エリアから迅速に離脱してください。

宅配便を装うデジタル詐欺

Digital Parcel Scam Impersonator

脅威度: やや低 頻発

グループ規模: サイバー犯罪組織

ターゲット: シドニーでオンラインショッピングを利用する全住民・旅行者。特にAustralia Postからの通知を待っている人物。

活動場所: オンライン(シドニー全域), CBD中心部

活動時間: 24時間

手口:

シドニーCBD(ポストコード2000)で被害が全国1位となっている手口です。「Australia Post」や「DHL」を装った偽のSMSやメールを大量送信します。「お荷物の住所が不備のため、再送が必要です」「関税の支払いが必要です」といった文言と共に、フィッシングサイトへのリンクをクリックさせます。誘導先のサイトは本物そっくりに作られており、そこで氏名、住所、クレジットカード情報を入力させます。情報を入力すると、即座に海外のオンラインショップや高級ブランド店でカードが不正利用されます。また、入力した電話番号が「カモリスト」に載り、前述の「仮想誘拐」などのさらなる詐欺の標的にされる二次被害も発生しています。生活コストの高騰により、心理的に焦っている人を巧みに狙います。

対策:

届いたSMSやメールのリンクは絶対にクリックしないでください。荷物の状況を確認したい場合は、必ず公式アプリ(Postアプリなど)を自分で開くか、ブラウザから公式サイトに直接アクセスして追跡番号を入力してください。オーストラリアの郵便局がリンク付きのSMSで支払いを求めることはありません。また、iPhoneやAndroidの「迷惑メッセージフィルタ」を有効にし、見覚えのない番号からの通知は無視してください。もし情報を入力してしまった場合は、1分1秒を争います。即座に銀行アプリでカードを一時停止し、カスタマーセンターへ電話して不正利用の調査を依頼してください。シドニーの主要銀行(Westpac, ANZなど)は、こうした詐欺に対して24時間体制の相談窓口を設けています。

時間帯別リスク評価

シドニーは基本的には安全な都市ですが、時間帯によりリスクの性質が明確に変化します。日中は「軽犯罪と詐欺」、夜間は「アルコールと暴力」に警戒が必要です。2026年現在はテロ警戒が継続中のため、人が集まる場所での警戒心を持ちつつ、深夜の特定エリア回避を徹底することで安全を確保できます。

早朝

安全

05:00-08:00

早朝のシドニーは非常に穏やかで、ランニングや散歩を楽しむ住民が多く、統計的にも犯罪発生率は極めて低いです。しかし、路地裏や特定の公園周辺では人通りが途絶えるため、目撃者がいない状況下での偶発的なトラブルのリスクはゼロではありません。主要な観光地やカフェはこの時間帯から活気が出始めますが、公共交通機関の運行本数が少ないため、移動には余裕を持つ必要があります。特に西部の郊外からシティへ向かう列車内などは、夜勤明けの層や稀に不審者がたむろしている場合があるため、誰も乗っていない車両は避け、運転士に近い先頭車両を利用することを推奨します。全体としては観光に適した非常に安全な時間帯です。

脅威:

  • ・人通りの少ない路地での路上生活者との接触
  • ・公共交通機関の限定的な運行による孤立
  • ・郊外道路での野生動物の飛び出し(レンタカー利用時)

推奨:

  • ・誰もいない公園や路地裏への立ち入りを避ける
  • ・列車の先頭車両(Emergency Help Point近く)に乗る
  • ・Opal Travelアプリでリアルタイムの運行状況を確認する
  • ・早朝営業のカフェなど、常に人のいる場所をルートに選ぶ

日中

やや安全

08:00-18:00

日中はビジネスマンや観光客で溢れ、基本的には安全です。しかし、この時間帯に最も警戒すべきは「混雑に乗じた軽犯罪」と「特殊詐欺」です。オペラハウス、タウンホール駅、セントラル駅周辺など、観光客が集中するエリアでは、スリや置き引きが常習化しています。また、近年では公共の場での「仮想誘拐」や「官公庁なりすまし」の不審電話をきっかけとした金銭被害が報告されています。2025年末以降、テロ警戒レベルが「PROBABLE」に据え置かれているため、大型商業施設やイベント会場では警察による所持品検査や武装警察の巡回が行われています。これらは安全確保のための措置ですが、不審物を見かけた際は速やかに警備員へ報告し、その場を離れる冷静な判断が求められます。

脅威:

  • ・観光地・駅構内での組織的なスリ・置き引き
  • ・スマートフォンやPCを標的とした公衆WiFi経由のサイバー犯罪
  • ・不動産・求人を装った特殊詐欺の勧誘
  • ・デモ活動に伴う交通規制や一時的な騒乱

推奨:

  • ・バッグは体の前で持ち、ジッパーを確実に閉める
  • ・公共の無料WiFiを使用する際は必ずVPNを経由させる
  • ・「歩きスマホ」を控え、常に周囲の不審な動きに注意を払う
  • ・知らない番号からの電話やWhatsAppでの金銭要求は無視する

夕方〜夜

注意

18:00-23:00

夕食から夜にかけては、シドニーの社交的な雰囲気が高まりますが、同時にアルコールに関連するリスクも上昇します。特に金曜日と土曜日の夜、ジョージ・ストリートやキングス・クロス、サリー・ヒルズの飲食店街では、酔客同士の小競り合いや暴言が発生しやすくなります。バーやクラブでは「ドリンク・スパイキング(飲料への薬物混入)」による強盗や性犯罪が報告されており、目を離した隙に被害に遭うケースが日本人旅行者でも発生しています。2026年現在は警察による抜き打ちの金属探知機検査(ワンディング)が強化されていますが、刃物を使用した偶発的な暴力事件への警戒は怠れません。人混みが途切れる路地や、夜間の公園(ベルモア・パークなど)は非常に危険なため、移動は明るい大通りを歩くか、ライドシェアを利用してください。

脅威:

  • ・バーやクラブでのドリンク・スパイキング
  • ・酔客による暴力行為やハラスメント
  • ・週末夜間の大通りでの集団暴行(稀だが発生あり)
  • ・タクシー待ちやバス停での金銭要求・強盗

推奨:

  • ・飲み物を絶対に放置せず、見知らぬ人からの酒は断る
  • ・夜間の移動は徒歩を避け、Uberやタクシーを積極的に利用する
  • ・複数人で行動し、一人が泥酔しないよう互いに注意する
  • ・大声を出す集団や、喧嘩が発生している場所には近づかない

深夜

警戒

23:00-05:00

深夜から未明にかけては、シドニーで最もリスクが高まる時間帯です。公共交通機関の運行が大幅に制限され、利用者が少ない駅やバス停は犯罪のターゲットになりやすい状況です。セントラル駅西口やブラックタウン、パラマッタといった特定地域の深夜帯は、薬物中毒者や犯罪グループの活動が活発になるため、観光客の立ち入りは極めて危険です。また、この時間帯に発生する暴行事件は、凶器(ナイフ等)が使用される確率が高く、生命に関わる被害に繋がりかねません。2025年末のテロ事件以降、深夜の警備も強化されていますが、警察の目が届かないエリアでの単独行動は絶対に避けるべきです。宿泊先へ戻る際は、ドア・ツー・ドアの移動手段を徹底し、ホテルの入り口で鍵を開ける際も周囲を警戒するなど、最大限の警戒心を持って行動してください。

脅威:

  • ・凶器を用いた路上強盗や暴行
  • ・深夜の公共交通機関内での孤立と嫌がらせ
  • ・薬物乱用者による予測不能な行動
  • ・性的暴行(特に単独歩行の女性が狙われるケース)

推奨:

  • ・深夜の独り歩きは距離に関わらず絶対にしない
  • ・ライドシェア(Uber等)を呼び、車内から出るのは目的地のみにする
  • ・駅の「NightSafe」エリアや、常に明るい場所を待機場所に選ぶ
  • ・万が一襲われた場合は抵抗せず、命を守ることを最優先にする

旅行者タイプ別アドバイス

女性一人旅

★★★★☆

シドニーは女性の一人旅にとって、世界で最も安全な都市の一つですが、2024年以降、性的暴行の報告数が増加傾向にある点に注意が必要です。これは通報システムの改善(SARO導入)による側面もありますが、実数としてのリスクも存在します。日中の観光は非常に安全で、公共交通機関も安心して利用できます。ただし、深夜の繁華街や、セントラル駅周辺の暗い路地などは避け、常に「自分の身は自分で守る」という意識が求められます。現地の人々はフレンドリーですが、過度な接近や不自然な親切には警戒心を持つことが大切です。

特有のリスク:

  • ・バーやナイトクラブでのドリンク・スパイキング被害
  • ・深夜の帰宅途中の路上での嫌がらせ・ストーキング
  • ・ライドシェア利用時のドライバーによる不適切な接触
  • ・安宿(ドミトリー)での盗難やプライバシー侵害

推奨事項:

  • ・夜間の移動は必ずUber等のライドシェアをアプリで配車して利用する
  • ・飲み物を放置せず、不審な味がした場合は即座に破棄し周囲に助けを求める
  • ・宿泊先はオートロックや24時間レセプションがあるホテルを選ぶ
  • ・現地のSIMカードを確保し、常に家族や友人と現在地を共有できる状態にする
  • ・不審な付きまといを感じたら、近くの商店やホテルへ迷わず逃げ込む
  • ・夜間の列車では運転士に近い1両目(先頭車両)に乗車する

避けるべきエリア:

深夜のキングス・クロス地区の裏通り, 夜間のセントラル駅西口(ベルモア・パーク周辺), ブラックタウン(Blacktown)などの西部郊外

おすすめ宿泊エリア: Surry HillsやChatswoodのブティックホテル、または女性専用フロアのあるホステル

家族連れ

★★★★★

家族連れにとって、シドニーは最高の旅行先です。公園や公共施設にはチャイルドフレンドリーな設備が整っており、治安も非常に安定しています。主なリスクは、混雑した観光地での子供の迷子や、ビーチでの事故(離岸流など)です。2024年のボンダイ・ジャンクションでの事件以降、ショッピングセンターでの警備が非常に厳しくなっており、逆に安全性が向上している側面もあります。公共交通機関はベビーカーでの利用も容易で、メトロやフェリーは子供たちにとっても安全で楽しい移動手段となります。

特有のリスク:

  • ・Vivid Sydneyなどの大型イベント時の激しい混雑と迷子
  • ・ビーチでの離岸流(リップ)による水難事故
  • ・猛暑による子供の熱中症や脱水症状
  • ・公共の場での置き引き(ベビーカーに置いたバッグなど)

推奨事項:

  • ・子供に保護者の連絡先を書いたリストバンド等を装着させる
  • ・ビーチでは必ず赤と黄色の旗の間(ライフセーバー監視区域)で泳ぐ
  • ・Opal Travelアプリを利用し、ベビーカー対応の駅や出口を事前に確認する
  • ・日差しが非常に強いため、子供への高PAの日焼け止めと帽子を徹底する
  • ・混雑する週末のサーキュラーキー周辺では子供の手を離さない
  • ・万が一に備え、日本語対応可能な「シドニー・メディカル・プラクティス」の場所を把握しておく
  • ・移動には時間的余裕を持ち、子供の体調に合わせた無理のないスケジュールを組む

避けるべきエリア:

週末深夜のジョージ・ストリート(酔客が多いため), バンクスタウン(Bankstown)などの治安が不安定な西部地区

おすすめ宿泊エリア: ChatswoodやNeutral Bayのキッチン付きサービスアパートメント

ビジネス

★★★★★

ビジネス渡航者にとって、シドニーCBDやバランガルー周辺は極めて安全で効率的な環境です。インフラは世界最高水準で、無料WiFiも充実していますが、ビジネス情報を狙ったサイバー犯罪への警戒が必要です。特にCBDでは、銀行や官公庁を装った巧妙なフィッシング詐欺がオーストラリアで最も多く発生しています。また、出張中の移動は「Tap and Go(非接触決済)」が標準ですが、カードのスキミングや紛失には注意が必要です。夜間の会食後も、主要なビジネスエリアであれば治安の心配は少ないですが、一人で歩く際は周囲の状況に最低限の注意を払ってください。

特有のリスク:

  • ・公共WiFiを介した機密情報の漏洩
  • ・銀行や大使館を名乗るなりすまし詐欺電話(仮想誘拐等)
  • ・タクシーやライドシェア内での貴重品(PC・スマホ)の置き忘れ
  • ・会食後の飲酒に絡む偶発的なトラブル

推奨事項:

  • ・ホテルのWiFiや公衆WiFiを利用する際は、必ず会社指定のVPNを使用する
  • ・不審なSMSやメール内のリンクは絶対に開かず、公式アプリから確認する
  • ・移動手段は公式なUberやプレミアムタクシーをアプリ経由で手配する
  • ・会食場所が繁華街にある場合は、店から直接車両に乗れるよう手配する
  • ・パスポートや機密書類はホテルのセーフティボックスに保管する
  • ・現地の治安情報を「Smartraveller」や領事館メールで適宜チェックする
  • ・キャッシュレス決済が主流のため、予備のカードを別の場所に保管しておく

避けるべきエリア:

深夜のキングス・クロス周辺(ビジネス客を狙ったぼったくりバー等), パラマッタ以遠の西部工業地帯(夜間)

おすすめ宿泊エリア: BarangarooやCBDの5つ星ホテル(セキュリティ重視)

バックパッカー

★★★☆☆

低予算で旅行するバックパッカーは、シドニーで最も詐欺や軽犯罪に遭遇しやすい層です。特にワーキングホリデー利用者も狙った「不動産・シェアハウス詐欺」や「求人詐欺」が激増しています。また、安価な宿泊施設(ホステル)では、同室者による盗難が頻発しています。シドニーの物価高騰を背景に、SNS等で提示される「格安の仕事」や「格安の部屋」は100%詐欺であると認識すべきです。一方で、現地のルール(公共の場での飲酒禁止や交通マナー)を守れば、警察とのトラブルを避け、安全に街を楽しむことができます。

特有のリスク:

  • ・内見前のデポジット送金を要求するシェアハウス詐欺
  • ・SNSを通じて勧誘される「タスク詐欺」(高収入副業を装う)
  • ・ホステルのドミトリー内での貴重品(パスポート・現金)の盗難
  • ・特定の安宿エリアでの薬物勧誘や不審者によるトラブル

推奨事項:

  • ・シェアハウスを探す際は必ず内見を行い、鍵を受け取るまで金を払わない
  • ・仕事探しは「SEEK」などの公式求人サイトのみを利用し、SNSの甘い誘いは無視する
  • ・ホステルでは必ず鍵付きのロッカーを利用し、南京錠は自前の強固なものを持参する
  • ・パスポートの原本は持ち歩かず、コピーとデジタルデータを活用する
  • ・公共交通機関の無賃乗車は厳しく取り締まられるため、必ずOpalカードを使用する
  • ・夜間のベルモア・パークなど、路上生活者が多い場所での野宿は絶対に避ける
  • ・緊急時の連絡先(000や131 444)をスマホに登録し、位置情報をオンにしておく
  • ・現地の日本人コミュニティの掲示板等で、最新の詐欺手口の情報を収集する

避けるべきエリア:

レッドフェルン(Redfern)の特定の路地裏(夜間), ハーストビル(Hurstville)周辺のガラの悪いエリア, リバプール(Liverpool)などの南西部郊外

おすすめ宿泊エリア: Surry HillsやNewtownの評価の高い公認ホステル

安全な宿泊エリア

Chatswood (チャッツウッド)

★★★★★

シドニー北部に位置するチャッツウッドは、日本人を含むアジア系住民が多く居住する非常に治安の良いエリアです。夜遅くまでレストランや商業施設が営業しており、街全体が明るく、夜間の歩行も不安が少ないのが特徴です。公共交通機関のハブでもあり、シティへのアクセスも抜群です。2024年に開通した最新のメトロも利用可能で、清潔かつ安全な移動が担保されています。住宅街としても人気が高く、防犯意識の強いコミュニティが形成されているため、初めてのシドニー滞在でも安心して過ごすことができます。

価格帯: ¥25,000-40,000
観光地: シティ中心部まで電車/メトロで約15-20分
交通: Sydney Metro, T1 North Shore Line

例: The Sebel Sydney Chatswood, Quest Chatswood, Meriton Suites Chatswood

Surry Hills (サリー・ヒルズ)

★★★★☆

セントラル駅の東側に広がるサリー・ヒルズは、お洒落なカフェやブティックが並ぶ洗練されたエリアです。若者やプロフェッショナル層が多く住んでおり、常に人の目があるため、女性の一人旅にも推奨されます。メインストリートであるクラウン・ストリート周辺は夜間も賑やかですが、一本裏道に入ると閑静な住宅街となります。街灯が整備されており視認性も良いですが、セントラル駅に近い一部の公園周辺では、深夜にホームレスや不審者が目撃されることがあるため、宿泊先は駅から少し離れたブティックホテルが狙い目です。

価格帯: ¥20,000-45,000
観光地: セントラル駅隣接、主要観光地まで徒歩圏内
交通: Light Rail L2/L3, Central Station (all lines)

例: Ace Hotel Sydney, Crystalbrook Albion, Adina Apartment Hotel Surry Hills

Barangaroo (バランガルー)

★★★★★

シドニー最新の再開発地区であるバランガルーは、最高水準のセキュリティを誇ります。最新の防犯カメラ(CCTV)網が完備され、民間警備員や警察のパトロールも頻繁に行われています。高級ホテルやオフィスビルが立ち並び、夜間も接待や観光客で賑わうため、犯罪が発生しにくい環境です。ダーリングハーバーに隣接しており、ウォーターフロントの散歩道も非常に安全です。経済的に余裕のあるビジネス層や高級志向の旅行者に最適で、シドニーで最も近代的な安全性を体験できるエリアと言えます。

価格帯: ¥50,000-100,000+
観光地: ダーリングハーバーまで徒歩0分、オペラハウスまで徒歩20分
交通: Wynyard Station, Barangaroo Ferry Wharf

例: Crown Towers Sydney, The Langham Sydney, The Westin Sydney

Neutral Bay (ニュートラル・ベイ)

★★★★★

北岸(ノースショア)に位置するニュートラル・ベイは、閑静な高級住宅街として知られています。日本食レストランやスーパーが多く、日本人駐在員家族も多く住むエリアです。犯罪統計上も極めて犯罪率が低く、落ち着いた滞在を希望する家族連れに最適です。シティ中心部まではフェリーやバスで短時間でアクセスでき、観光と休息のバランスが取りやすいのが魅力です。ミリタリー・ロード沿いは夜間も明るく安全ですが、フェリー乗り場周辺の坂道は夜になると人通りが減るため、夜遅くの帰宅はバスやタクシーの利用を推奨します。

価格帯: ¥18,000-35,000
観光地: シティまでバス/フェリーで約10-15分
交通: B-Line Bus, Neutral Bay Ferry

例: The Oaks Neutral Bay, Neutral Bay Lodge, Astra Apartments Neutral Bay

Rosebery (ローズベリー)

★★★★☆

近年急速に開発が進んだローズベリーは、元工業地帯をリノベーションしたお洒落なアパートメント群が特徴です。低犯罪率を維持しており、新しい物件が多くセキュリティゲートが完備されているため、安全性が高いエリアです。空港とシティの中間に位置し、車やUberを利用する旅行者にとって非常に利便性が高いのが利点です。観光客が少ないため、スリなどのターゲットになりにくく、現地の生活スタイルを楽しみながら安全に滞在できます。夜間は人通りが少なくなりますが、住宅地としての防犯意識が浸透しています。

価格帯: ¥15,000-30,000
観光地: 空港まで車で10分、シティまで車で15分
交通: Green Square Station (徒歩10分), Local Buses

例: The Cannery Rosebery (Serviced), Quest Mascot (Adjacent), Veriu Green Square

交通機関の安全情報

地下鉄・メトロ

2024年に延伸された「シティ・サウスウエスト」区間を含むシドニー・メトロは、世界最高水準の安全性を誇ります。完全自動運転で全駅にホームドアが完備され、車内・構内には死角なく高精度CCTVが配置されています。夜間も非常に明るく清潔で、女性一人でも安心して利用可能です。ただし、メトロに接続する旧来の地下駅(特にタウンホール駅)の連絡通路は構造が複雑で、混雑に乗じたスリの報告があるため、スマホに集中せず周囲を警戒してください。22:00以降は乗客が減るため、なるべく非常通報装置の近くに座ることをお勧めします。

タクシー・配車アプリ

UberやDiDi、Olaなどのライドシェアはシドニーで非常に普及しており、GPS追跡や評価システムにより公式タクシーより透明性が高いとされています。2025年11月よりシドニー空港〜CBD間での「$60定額制(固定運賃)」タクシーの試験導入が始まっており、ぼったくりリスクが軽減されました。ただし、深夜にバーの外で待ち構えている「無許可の個人送迎(Gypsy Taxi)」は絶対に利用しないでください。ライドシェアを利用する際は、必ずアプリ上のナンバープレートと運転手の顔が一致することを確認し、車内から「走行ルートの共有」機能を友人や家族に送るようにしましょう。

バス

シドニーのバス網は広大で一般的にも安全ですが、北部ビーチ方面や西部行きの深夜バス(ナイトバス)では、飲酒によるトラブルや若者グループの騒乱が発生しやすくなります。バス停で待つ際は、明るく人通りのある場所を選び、「Opal Travel」アプリでバスの現在地をリアルタイム追跡して待ち時間を最小限にしてください。車内では運転手の近くの席を確保し、トラブルを感じたらすぐに運転手に報告してください。特に週末の深夜便は、酔客による絡みが発生しやすいため、ヘッドホンなどで周囲の音を遮断しすぎないよう注意が必要です。

徒歩・自転車

日中のシドニーCBDや主要観光地は非常に安全に歩けますが、セントラル駅西口(ベルモア・パーク付近)や、深夜のキングス・クロス周辺の路地裏は薬物中毒者やホームレスによるトラブルのリスクがあります。2025年以降、ジョージ・ストリートの一部は警察の「ワンディング(所持品検査)」対象区域となっており、不審者への監視が強化されています。サイクリングについては、自転車盗難が非常に多いため、短時間の駐輪でも頑丈なU字ロックを併用してください。歩行時は、交通ルール(特に信号)が厳格に守られている一方、バスの専用レーンは高速でバスが通過するため、不慣れな観光客の飛び出し事故に警戒が必要です。

空港からのアクセス

空港アクセス鉄道(Airport Link)は非常に安全かつ効率的ですが、セントラル駅での乗り換え時に大きな荷物を持つ観光客を狙った置き引きが発生しています。2025年より導入されたタクシーの$60定額運賃は、特に不慣れな初訪問者にとって最も安全な選択肢の一つです。Uberを利用する場合は、国際線ターミナル1の「Rank C」という専用乗り場で暗証番号(PIN)を入力する方式になっており、偽ドライバーによる連れ去りを防止しています。深夜到着の場合は公共バスは避け、定額タクシーかライドシェア、またはホテル送迎を利用するのが賢明です。

緊急連絡先

000
警察
000
救急
000
消防
131 444
観光警察

シドニーでの緊急事態(事件、事故、火災)には、共通の緊急番号「000」(トリプルゼロ)へ電話してください。オペレーターが繋がったら「Police」「Ambulance」「Fire」のいずれかを伝え、英語が困難な場合は「Japanese, please」と告げることで、TIS(翻訳・通訳サービス)を介した三者通話が可能です。緊急ではない盗難届や紛失届、警察への相談は「131 444」の警察支援ラインを利用します。特に観光地でのパスポート紛失や盗難の場合、警察から発行される「Event Number(事件番号)」が領事館での手続きや保険請求に不可欠です。病院受診時は海外旅行保険の付帯サービスを確認し、可能であればキャッシュレス対応のシドニー・メディカル・プラクティス等の提携クリニックに事前連絡することをお勧めします。救急車は有料(約$400〜)となるため、加入保険のカバー範囲を把握しておきましょう。

日本国大使館・領事館

名称: 在シドニー日本国総領事館

住所: Level 12, 1 O'Connell St, Sydney NSW 2000

電話: (02) 9250 1000

メール: [email protected]

シドニーの治安に関するよくある質問

シドニーの治安は良い?悪い?

シドニーは世界安全都市ランキングで5位圏内に入るなど、世界的に見て極めて治安の良い都市です。しかし、2026年現在はインフレによる窃盗事件の増加や、テロ警戒レベルが「発生の可能性がある」を意味する『PROBABLE』に引き上げられている点に注意が必要です。基本的な防犯意識を持って行動すれば、過度に恐れる必要はありません。

シドニーで危険なエリアはどこ?

シドニー西部のブラックタウンは暴力犯罪や車両盗難の発生率が高く、観光客は立ち入るべきではありません。また、セントラル駅西口のベルモア・パーク周辺は薬物使用者が多く、夜間は非常に危険です。シドニーCBDの中心部やキングス・クロス、ボンダイ・ビーチも、夜間は酔客や不審者によるトラブルが発生しやすいため警戒が必要です。

シドニー旅行はやばい?本当に行って大丈夫?

基本的には安全で魅力的な都市ですが、特定のエリアや最新の社会情勢を知らないと「やばい」状況に陥る可能性があります。2025年末のテロ未遂事件以降、公共の場での警備が強化されています。デモ集会や夜間の治安が悪いエリアを避け、親切を装った詐欺やスリに注意を払っていれば、安全に旅行を楽しむことは十分に可能です。

シドニーは女性一人でも怖くない?

日中の観光地は女性一人でも「怖い」と感じることは少なく、非常に安全に観光できます。ただし、夜間の古い鉄道路線や人通りの少ない路地、公園は避けるべきです。また、バーやナイトクラブでは飲料物混入(ドリンク・スパイキング)による性犯罪も報告されているため、自分の飲み物から目を離さないように徹底することが重要です。

シドニーでスリに遭わないための対策は?

サーキュラーキーなどの観光地では、グループによる組織的なスリが横行しています。1人が親切に話しかけて注意をそらし、その隙に別のメンバーが貴重品を盗む「ディストラクション」という手口が一般的です。バッグは体の前に持ち、人混みでは常に意識を向けましょう。また、ビーチでの置き引きも多いため、貴重品は最小限にします。

シドニーで多い詐欺の手口は?

留学生や日本人を狙った「仮想誘拐」が深刻です。中国大使館や警察を装って電話し、偽の逮捕状で脅して身代金を要求します。また、FacebookなどのSNSを利用した「シェアハウス詐欺」も頻発しています。相場より安い家賃で釣って、内見前にデポジットを振り込ませる手口です。甘い言葉や急かす連絡には決して乗らないようにしましょう。

シドニーで日本人が巻き込まれやすい犯罪は?

日本人が最も巻き込まれやすいのは、カフェやビーチでの置き引き、そしてSNSを通じた詐欺です。また、夜間の繁華街での暴行事件や、単独犯による刃物襲撃などの凶悪犯罪にも稀に巻き込まれる可能性があります。警戒心の薄さが標的とされることが多いため、公共の場では常に周囲の状況を把握し、スマートフォンに没頭しすぎないことが大切です。

シドニー旅行で注意すべきことは?

最も注意すべきは、CBDでの抗議デモや警察による規制です。人だかりには近づかず、警察の指示に従いましょう。また、公共交通機関では夜間の特定路線(T1、T3線)で不審なグループに遭遇する可能性があるため、なるべく乗客の多い車両を選ぶことが推奨されます。物価高の影響で小売店での万引きトラブルも増えており、不審な行動を避けることも重要です。

シドニーで起こりやすいトラブルは?

旅行者が遭遇しやすいのは、シェアハウス入居時の金銭トラブルや、クラブでのドリンク・スパイキングです。また、タクシーや配車アプリ以外の車でのぼったくり被害も報告されています。さらに、無許可のデモに巻き込まれて交通機関が麻痺するなどのトラブルも頻発しているため、現地のニュースや領事館からの情報をこまめにチェックしてください。

シドニーで被害に遭ったらどうする?

緊急時は迷わず「000」に電話して警察、救急、消防を呼びましょう。英語が不安な場合は「Japanese please」と言えば通訳を介してくれます。盗難被害などは最寄りの警察署でポリスレポートを作成し、保険請求に備えます。パスポート紛失や重大な事件の場合は、在シドニー日本国総領事館に連絡し、必要な支援やアドバイスを仰いでください。

シドニーの治安詳細

シドニーの治安概要

シドニーは世界安全都市ランキングで常に上位に入る極めて安全な都市です。しかし、2026年1月現在、2025年末にテロ警戒レベルが「PROBABLE(発生の可能性がある)」に引き上げられたことを受け、警察の警備が大幅に強化されています。特にボンダイ・ビーチでのテロ未遂事件以降、公共の場では高度な警戒態勢が敷かれています。一般的な犯罪については、車上荒らしなどは減少傾向にあるものの、インフレの影響による万引きや、特定の繁華街での性犯罪・暴行事件の報告数は増加しています。旅行者は基本的な防犯意識を持ちつつ、最新の現地の情勢を把握することが重要です。

シドニーは危険?やばい?

シドニーは「危険」や「やばい」と言われるほど治安が悪化したわけではありませんが、場所と時間帯によっては深刻なリスクが存在します。特にシドニー西部のブラックタウンや、ホームレスや薬物中毒者が集まるセントラル駅西側のベルモア・パークは、夜間に立ち入るのが非常に危険なエリアとして知られています。また、2024年のボンダイジャンクション事件のような単独実行犯による無差別襲撃は予測が難しく、ショッピングモールなどの人混みでは常に周囲を意識する必要があります。過度な不安は不要ですが、以前よりも周囲の状況に敏感になることが求められるフェーズにあります。

シドニーは怖い?一人旅でも大丈夫?

女性の一人旅やシドニー滞在において、日中の観光エリアで「怖い」と感じる場面は少ないでしょう。しかし、夜間の古い鉄道路線(T1、T3線など)では、薬物中毒者や酔った若者グループによる嫌がらせが報告されており注意が必要です。また、キングス・クロス周辺は浄化が進んだものの、依然として突発的な暴言を吐く不審者が存在します。最も注意すべきは繁華街での飲料物混入(ドリンク・スパイキング)で、親しげに近づいてくる人物から提供される飲み物には警戒が必要です。夜間の移動はUberなどの配車サービスを利用し、暗い公園や人通りの少ない裏通りを避ければ、安全に過ごすことができます。

スリ・詐欺・犯罪の実態

シドニーで発生する犯罪には巧妙な手口が増えています。サーキュラーキーなどの観光地ではグループによるスリが発生しており、一人が親切を装って話しかけている隙に仲間がバッグから貴重品を抜き取ります。さらに、留学生や日本人居住者を狙った「仮想誘拐」という詐欺も深刻です。警察や大使館を装った電話から始まり、偽の逮捕状を見せて心理的に追い詰め、親族に身代金を要求させる手口です。不動産サイトを悪用したシェアハウス詐欺も頻発しており、実際には存在しない格安物件の保証金をだまし取られます。また、人混みでの刃物襲撃や、バーでのドリンク・スパイキングなど、身体的危害を伴う犯罪にも警戒を怠ってはいけません。

シドニー旅行で注意すべきポイント

シドニー旅行で最も注意すべき点は、最新の安全情報の確認です。CBD(中心業務地区)では週末にデモが発生することが多く、警察による規制が行われます。群衆には近づかないようにしましょう。ビーチやカフェでの置き引きは日常茶飯事であるため、荷物から目を離さないことが鉄則です。また、夜間に一人で歩く際は周囲に不審者がいないか確認し、スマートフォンの操作に没頭しすぎないようにしてください。知らない人物から提供された飲み物には絶対に口をつけず、自分のグラスを常に視界に入れておくことが、深刻なトラブルを防ぐための重要なポイントとなります。

よくあるトラブル事例

実際のトラブル事例として、夜のCBDのパブで目を離した隙に飲み物に薬物を入れられ、意識が朦朧としたところで財布やスマホを奪われたケースがあります。また、サーキュラーキーで「写真を撮りましょうか?」と声をかけてきた男と話している間に、背後から別の人物にリュックの底を切られ、財布を盗まれた例も報告されています。さらに、Facebookで見つけた好立地のシェアハウスに予約金として500ドルを振り込んだところ、指定された住所は実在しないアパートの画像だったという詐欺被害も後を絶ちません。これらは防犯意識を持つことで回避可能なトラブルです。

被害に遭った場合の対応

万が一、シドニーで犯罪被害に遭った場合は、直ちに緊急通報番号「000(トリプルゼロ)」に電話してください。警察、救急、消防の共通番号です。言葉に不安がある場合は「Japanese, please」と伝えれば、通訳サービス(TIS)を介した対応が可能です。緊急でない盗難被害などの届け出は、最寄りのNSW州警察署へ向かい、ポリスレポートを作成してもらいます。これは保険金の請求に必要です。また、パスポートの紛失や重大な事件に巻き込まれた際は、在シドニー日本国総領事館に連絡し、支援を求めてください。

その他の情報

ベストシーズン

安全面と快適性から見たベストシーズンは、4月から5月の秋口です。この時期は気候が安定しており、夏の猛暑や森林火災のリスクが低下します。また、年末年始やオーストラリア・デー(1月26日)のような大規模な祝祭イベントに伴う騒乱や飲酒トラブル、テロ警戒レベルの上昇といった社会的リスクも落ち着く時期です。観光客の数も適度で、スリや置き引きの標的になる確率も下がります。自然災害のリスクを避けつつ、シドニーの治安の良さを最も実感できる時期と言えるでしょう。

言語のヒント

オーストラリアの英語は「Aussie English」と呼ばれ、独特のスラングがあります。緊急時に備え、以下のフレーズを覚えておくと役立ちます。「Help! (助けて)」「Call the police (警察を呼んで)」「Where is the nearest hospital? (最寄りの病院はどこですか?)」。また、病院では「I have travel insurance (海外旅行保険に入っています)」と伝えると事務手続きがスムーズです。挨拶には「G'day (グダイ)」や「No worries (ノーウォーリーズ:問題ないよ)」が多用されますが、トラブル時には「I am not comfortable with this (これは困ります)」と毅然とNOを伝えることも重要です。通訳が必要な際は「Japanese interpreter, please」と明確に依頼してください。

文化・マナー

シドニーは非常に多文化的で寛容な街ですが、アルコールに関する法律は厳格です。公共の場所(公園や路上)での飲酒は指定区域以外では禁止されており、罰金の対象となります。また、2025年以降、公共の安全への懸念から特定のデモ活動や集会が法的に制限されることが増えています。特に中東情勢に関連する集会や、1月26日の「インベイジョン・デイ(オーストラリア・デーに対する抗議)」などは、感情的になりやすく衝突が発生する可能性があるため、野次馬として近づくのは厳禁です。ビーチ文化も強く、ライフセーバーの指示(旗の色)を無視した遊泳は自らの命を危険にさらすだけでなく、多額の救助費用が発生することもあるため注意してください。全体として、他者の多様性を尊重し、ルールを遵守する姿勢が安全な滞在に繋がります。

データソース

公的機関