ボツワナ / Botswana

渡航安全レポート

最終更新: 2026年1月18日
78
安全スコア
B
身体的安全
C+
医療・衛生
B+
詐欺・スリ
A
テロリスク

総合評価

ボツワナはアフリカ屈指の政治的安定性を誇りますが、経済停滞と高失業率を背景に、ハボローネ等の都市部で強盗や車上荒らしが増加しています。特に停車中の車を狙う「スマッシュ・アンド・グラブ」や夜間の独り歩きにおけるリスクは高まっており、十分な警戒が必要です。

身体的安全 (B)

殺人等の凶悪事件は稀ですが、都市部での強盗や住宅侵入が増加傾向にあります。特に夜間の独り歩きや、ひと気のない場所での犯罪遭遇率が高いため、基本的な防犯対策が不可欠です。

医療・衛生 (C+)

主要都市の私立病院は高水準ですが地方は設備不足です。北部でのマラリア、全土での高いHIV感染率に加え、サファリ等での野生動物による負傷や自然環境下のリスクへの対策が求められます。

詐欺・スリ (B+)

ATM詐欺や偽警官による所持品検査を装った窃盗が散見されます。周辺諸国に比べ組織的な詐欺は少ないものの、観光客を狙った「親切を装う手口」には注意を払う必要があります。

テロリスク (A)

過去にテロ事件の発生はなく、特定のテロ組織や過激派の活動も確認されていません。治安当局の能力も高く、アフリカ内でもテロの脅威が最も低い国の一つと評価されています。

最新インテリジェンスレポート

ボツワナの治安状況は、アフリカ大陸全体の中では依然として高い安全性を維持していますが、近年は社会経済的課題により都市部での一般犯罪が目に見えて増加しています。日本政府はレベル1、米国政府はレベル2の注意喚起を行っており、特にハボローネやフランシスタウン等の主要都市では、強盗や住宅侵入、巧妙な詐欺手口が報告されています。一方で、オカバンゴ・デルタやチョベ国立公園などの主要観光地内では、当局による厳重な管理と観光警察の巡回により、極めて高い安全性が確保されています。旅行者は「都市部では警戒を強め、地方の自然保護区では野生動物への対策を優先する」という二段構えの安全意識が求められます。2024年の政権交代後も社会秩序は安定しており、テロや政治的暴動のリスクは極めて低いまま推移しています。

背景分析

ボツワナの治安を理解する上で不可欠な背景は、その特異な経済構造と政治的安定性にあります。独立以来、ダイヤモンド産業を中心とした経済成長によりアフリカの成功例とされてきましたが、近年は合成ダイヤモンドの普及による天然価格の下落が国家財政を直撃しています。2024年の経済成長率は1%程度に留まると予測されており、これが約27%という極めて高い失業率、特に若年層の困窮を招いています。この経済的な閉塞感が、ハボローネなどの都市部における「機会犯罪」の急増に直結しています。2024年11月、58年間政権を維持したボツワナ民主党が選挙で敗北し、平和裏に政権が委譲されたことは民主主義の成熟度を示す好材料です。しかし、新政権下でも貧富の差が解消されない限り、外国人旅行者を狙った強盗リスクは今後も継続すると分析されます。また、隣国南アフリカやジンバブエからの犯罪組織や不法入国者の流入も無視できない要因となっており、国境付近での犯罪抑止が当局の課題となっています。社会的側面では、ジェンダーに基づく暴力の発生率が依然として高く、女性旅行者に対する性犯罪への警戒も必要です。

重要ポイント

  • 首都ハボローネ等の都市部での夜間独り歩きは厳禁です。
  • ATM利用時は周囲を警戒し見知らぬ人の助けを絶対に断ってください。
  • 車両走行中は全ての窓を閉めドアをロックして貴重品を隠してください。
  • 停車中の窓割強盗「スマッシュ・アンド・グラブ」に最大級の警戒を。
  • 北部の国立公園エリアではマラリア予防と蚊対策を徹底してください。
  • 野生動物、特にカバやワニには絶対に近づかずガイドの指示に従うこと。
  • 18歳未満の入国には英文の出生証明書携行が義務付けられています。
  • 偽警察官を名乗る人物による所持品検査詐欺に注意してください。
  • 夜間の郊外道路走行は野生動物との衝突事故の恐れがあり極めて危険。
  • 公共の建物や軍事施設の写真撮影は厳しく制限されており逮捕の恐れ。

各国政府の渡航情報

情報源 警戒レベル
日本外務省 レベル1:十分注意してください
アメリカ国務省 Level 2: Exercise Increased Caution
イギリス外務省 See travel advice
カナダ政府 Exercise a high degree of caution
ドイツ外務省 Besondere Sicherheitshinweise
フランス外務省 Vigilance renforcée

地域別リスク評価

ハボローネ(中心部・モール周辺)

注意が必要リスク

商業施設やバス停付近でスリやひったくりが頻発します。夜間の徒歩移動は極めて危険であり、移動には信頼できるタクシーの使用が必須です。

カレ・ヒル (Kgale Hill)

高いリスクリスク

登山客を狙ったナイフによる強盗事件が多発しています。単独行動は絶対に避け、可能な限り現地のガイドや複数人で日中に訪問してください。

フランシスタウン

注意が必要リスク

ジンバブエ国境に近く不法入国者による窃盗事件が報告されています。夜間の外出やひと気のない路地への進入は避けてください。

ハボローネ・ダム周辺

危険・回避推奨リスク

茂みが多く武装強盗の隠れ家となっているため、立ち入りは非常に危険です。過去には外交官グループが襲撃される事件も発生しています。

オカバンゴ・デルタ

比較的安全リスク

観光地としてのセキュリティが確立されており犯罪リスクは低いですが、カバやワニ、毒蛇などの野生動物による物理的危険が主な懸念点です。

マウン(中心部)

注意が必要リスク

観光拠点ですが、夜間のバー周辺や裏通りではひったくりやATM詐欺が発生します。暗くなってからの移動には十分注意してください。

カサネ / チョベ周辺

比較的安全リスク

治安は安定していますが、近年は観光客狙いの車上荒らしが報告されています。また、野生動物の街中への出没に常に警戒が必要です。

ジンバブエ / 南アフリカ国境地域

高いリスクリスク

密輸グループや武装犯罪組織の活動が見られるため、国境付近の幹線道路以外の場所への立ち入りは避けてください。警察の検問も頻繁です。

国内安全マップ

ボツワナはアフリカで最も安定した治安を誇りますが、経済的課題に伴い「機会犯罪」が都市部で増加しています。特に強盗や窓割強盗への警戒が必要です。また、旅行者にとっての最大の身体的危険は夜間の道路における大型野生動物との衝突事故であり、日没後の移動は極力避けるべきです。全体として自己防衛の意識を維持すれば、非常に安全に観光を楽しめる国です。

危険エリア
注意エリア
安全エリア
注意 ハボローネ中心部

商業施設が多く日中は賑やかですが、スリや置き引き、ATM詐欺が頻発します。夜間の徒歩移動は強盗のリスクが非常に高く、厳禁です。

リスク: ひったくり, ATM詐欺, 車上荒らし

危険 カレ・ヒル (Kgale Hill)

ハイキングコースでの強盗事件が頻発しています。武装集団による待ち伏せ攻撃も報告されており、警察のパトロール中も立ち入りは高リスクです。

リスク: 武装強盗, 刺傷事件, 強奪

危険 オールドナレディ地区

ハボローネ市内の貧困地区で、薬物犯罪や暴力事件の温床となっています。部外者の立ち入りは犯罪の標的になるリスクが極めて高く、回避すべきです。

リスク: 薬物犯罪, 暴行, 集団強盗

危険 ハボローネ・ダム

茂みが多く武装犯罪グループが潜伏しています。外交官などの富裕層を狙ったホールドアップ強盗が発生しており、極めて危険です。

リスク: 武装襲撃, 誘拐未遂, 強盗

注意 フランシスタウン

不法入国者による窃盗事件が多く、夜間の治安は不安定です。主要道路以外への夜間の進入は強盗に遭遇するリスクがあります。

リスク: 空き巣, ひったくり, 密輸関連犯罪

安全 マウン中心部

観光拠点として比較的安全ですが、夜間の裏通りや銀行ATM周辺では小規模なひったくりが発生するため、日中中心の活動を推奨します。

リスク: ATM詐欺, 小規模窃盗

安全 オカバンゴ・デルタ

犯罪リスクは極めて低く、管理されたキャンプ内は非常に安全です。唯一のリスクは野生動物との遭遇や自然環境によるものです。

リスク: 野生動物の襲撃, マラリア

安全 カサネ / チョベ

観光客が多く警察のパトロールも良好です。ただし夜間は街中にゾウなどの大型動物が出没するため、物理的な事故への注意が必要です。

リスク: 野生動物との衝突, 車上荒らし

安全 ファカラネ (Phakalane)

高級住宅街で警備が厳重であり、ハボローネ市内では最も安全な居住エリアです。ただし外部からの不審な車両による尾行には注意してください。

リスク: 住宅侵入(稀), 尾行強盗

注意 ジンバブエ国境付近

不法採掘者や密輸業者の活動により治安が不安定な場所があります。公式の検問所ルート以外の利用は絶対に避けてください。

リスク: 密輸, 組織犯罪, 拘束

犯罪・治安情報

犯罪統計

スリ・窃盗

リスク: 4/5

多発エリア: ハボローネ・バスステーション, Game Cityモール, Main Mall周辺, 公共交通機関内

手口:

  • 複数人での囲み込みと注意逸らし
  • 混雑した場所でのひったくり
  • 親切を装った荷物運び中の持ち逃げ

対策:

  • 貴重品を背負わず体の前面に保持する
  • スマホや財布をポケットに入れない
  • 周囲に気を配り不自然な接近には距離を置く

2024年の統計では一般窃盗が最も多く、特に給料日前後に被害が急増する傾向があります。

強盗

リスク: 3/5

多発エリア: ハボローネ市内の交差点, 暗い路地, 観光地の展望スポット, 住宅街の入口

手口:

  • スマッシュ・アンド・グラブ(窓割強盗)
  • ナイフによる脅迫と所持品強奪
  • 空港からの尾行によるホールドアップ

対策:

  • 運転中は全ての窓を閉めドアをロックする
  • バッグ類を助手席に置かず足元に隠す
  • 万が一遭遇した場合は決して抵抗しない

強盗全体の件数は減少傾向ですが、車両を狙った凶悪なケースが都市部で目立っています。

詐欺

リスク: 3/5

多発エリア: 銀行ATM周辺, ハボローネ中心街, 観光案内所付近, SNS上の予約サイト

手口:

  • ATMでのカードすり替え詐欺
  • 偽警察官による所持品・現金検査
  • 故障車両を装った助け求め強盗

対策:

  • ATM周辺での他人の助けは全て断る
  • 警察には必ず身分証提示を求め私服警官を疑う
  • 路上での両替勧誘には絶対に応じない

巧妙な偽警官詐欺がハボローネで報告されており、特に外交官や観光客が狙われています。

性犯罪

リスク: 4/5

多発エリア: 夜間のナイトクラブ周辺, ひと気のない散策路, 一部の安宿・ロッジ, 夜間の路上

手口:

  • 帰宅途中の尾行と待ち伏せ
  • 飲み物への薬物混入
  • 宿泊施設への不法侵入

対策:

  • 夜間の一人歩きは絶対に避け移動はタクシーで
  • バーでは自分の飲み物から目を離さない
  • 信頼できるセキュリティのある宿泊先を選ぶ

2024年末の休暇期間だけで多数の性的被害が報告されており、当局が警鐘を鳴らしています。

traffic_accident

リスク: 4/5

多発エリア: 都市部間の幹線道路, 夜間の郊外道路, 未舗装の砂利道, 主要交差点

手口:

  • 野生動物や家畜との衝突
  • 速度超過によるコントロール不能
  • 居眠り運転による対向車線はみ出し

対策:

  • 夜間の郊外運転は絶対に避ける
  • 動物の飛び出しに備え常に減速を心がける
  • 信頼できる4WD車と経験豊富なガイドを利用

ボツワナでの死亡事故の多くは夜間の動物衝突であり、旅行者にとって最大の身体的脅威です。

凶悪犯罪

リスク: 2/5

多発エリア: 低所得者層居住区, 乱闘が発生した酒場, 強盗に抵抗した現場

手口:

  • ナイフや鈍器による暴行
  • 銃器による脅迫(稀)
  • ギャング間の抗争への巻き込まれ

対策:

  • トラブルが発生しそうな場所から即座に離れる
  • 口論を避け常に礼儀正しく振る舞う
  • 現地の治安情報を宿泊先で確認する

銃規制が厳しいため銃器犯罪は少ないですが、ナイフを用いた暴力は深刻な問題です。

健康・医療情報

ワクチン情報

ボツワナへの入国に際し、黄熱汚染国から入国、またはそれらの国の空港で12時間以上の乗り継ぎを行った1歳以上の渡航者は、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が必須です。直接日本から入国する場合は義務ではありませんが、周辺のアフリカ諸国を周遊する場合は携行を強く推奨します。また、衛生環境の変化に備え、A型・B型肝炎、破傷風、腸チフスの予防接種を渡航前に済ませておくことが推奨されます。野生動物との接触機会が多いサファリ旅行を計画している場合は、狂犬病の曝露前接種も重要な検討事項となります。

ワクチン 必須/推奨 備考
Yellow Fever 必須 Required if arriving from or transiting (>12h) through a country with risk of yellow fever transmission. Mandatory for 1 year old and above.
Hepatitis A 推奨 Highly recommended due to potential exposure via food or water, especially when visiting rural areas or local markets.
Hepatitis B 推奨 Recommended for long-term travelers or those who may have medical procedures or close contact with local populations.
Typhoid 推奨 Recommended for adventurous eaters or those staying in locations with poor sanitation and limited access to safe water.
Rabies 推奨 Considered for travelers spending a lot of time outdoors, near wildlife, or in remote areas where medical help is far.
Tetanus-Diphtheria 推奨 Ensure routine vaccinations are up to date before travel, as outdoor activities increase the risk of injury.

健康リスク

北部地域(オカバンゴ・デルタ、チョベ国立公園等)は年間を通じてマラリアの高リスクエリアです。特に11月から4月の雨季には蚊が大量発生するため、DEET高濃度の防虫剤使用や蚊帳の利用、医師と相談の上での予防薬服用が必須です。また、ボツワナは世界的にHIV/エイズの感染率が非常に高い国の一つ(成人約5人に1人が陽性)であり、医療行為や性交渉、事故時の輸血等において極めて高い注意が求められます。このほか、夏季の酷暑による熱中症や脱水症状、地方部におけるダニ媒介性疾患や炭疽病などの人獣共通感染症への警戒も必要です。

医療施設

首都ハボローネにはボカモソ・プライベート病院(Bokamoso Private Hospital)やライフ・ハボローネ・プライベート病院などの近代的な設備を備えた私立病院があり、質の高い医療サービスを提供しています。しかし、公立病院や地方の医療施設は設備・薬品ともに不足しており、重病・重傷の場合は南アフリカのヨハネスブルグへの緊急移送が必要となります。私立病院は治療費が非常に高額で、クレジットカード等による支払能力の証明がないと治療を開始しないことが一般的です。日本語対応可能な医師は不在のため、緊急移送費用を十分にカバーする海外旅行保険への加入が不可欠です。

入国・ビザ情報

ビザ要件: 日本国籍者は、観光または商用目的での入国であればビザは免除されています。1年間のうち合計で90日までの滞在が認められていますが、入国審査時に滞在日数を確認されるため、帰国の航空券や滞在先の証明を提示できるようにしておく必要があります。特筆すべき点として、18歳未満の未成年者が入国する際には、英文の「出生証明書(戸籍抄本の英訳+公証)」の提示が厳格に求められます。片親のみ同伴の場合は、同行しない親からの英文同意書も必要となるため、事前に大使館等で最新の必要書類を確認し、漏れなく準備することが極めて重要です。

パスポート有効期限

ボツワナ入国時にパスポートの残存有効期間が6か月以上あることが必須です。また、入国スタンプや周辺国(ザンビア、ジンバブエ等)への越境時のビザ貼付に対応するため、連続した空白ページが3ページ以上あることが推奨されます。ページ不足は入国拒否の原因となるため注意が必要です。

持ち込み禁止・制限品

野生動物保護のため、象牙、ダチョウの卵、動物の皮、肉製品などの持ち出し・持ち込みは、ワニントン条約(CITES)に基づき厳しく規制されています。無許可の所持は逮捕の対象となり、巨額の罰金や禁錮刑が科されるリスクがあります。免税範囲はタバコ200本、ワイン2L、スピリッツ1Lまでです。多額の現金を所持して入国する場合は申告が必要です。

緊急連絡先

999
警察
997
救急
998
消防

時間帯別安全情報

早朝

安全

日の出直後はジョギングや散歩を行う住民も多く、比較的穏やかです。しかし、ハボローネ・ダム周辺やカレ・ヒルなど、茂みの多いエリアでは早朝の単独歩行者を狙った待ち伏せ強盗が報告されています。また、道路上では視認性が悪い中で動物が活動しているため、運転には注意が必要です。

安全な活動:

  • ・ホテルの敷地内での散歩
  • ・安全が確認された公園での活動
  • ・ガイド付きのサファリ開始

避けるべきエリア:

  • ・ひと気のないハイキングコース
  • ・人通りの少ない路地
  • ・郊外の茂み

交通: ホテル手配の車両または自身のレンタカー。徒歩はメイン通りに限定してください。

日中

安全

観光や移動に最も適した時間帯です。主要なショッピングモールや政府機関周辺は警察のパトロールもあり安全です。ただし、バス停や混雑した市場ではスリや置き引きに注意してください。スマッシュ・アンド・グラブは日中の渋滞時にも発生するため、運転中の貴重品管理は怠らないようにしましょう。

安全な活動:

  • ・ショッピングモールでの買い物
  • ・政府機関や博物館への訪問
  • ・日中の都市間移動

避けるべきエリア:

  • ・オールドナレディ地区などの貧困地区
  • ・ひと気のない郊外の廃墟周辺
  • ・不法占拠地

交通: 正規タクシー、コンビ(乗り合いバス)、レンタカーが利用可能です。

夕方〜夜

注意

日没後はリスクが段階的に上昇します。街灯が少ない通りが多く、ひったくりや強盗が発生しやすくなります。特にレストランやバーからの帰り際が狙われやすいため、徒歩での移動はやめ、必ず建物の前からタクシーに乗るようにしてください。郊外では動物との衝突リスクが高まるため、運転は控えるべき時間帯です。

安全な活動:

  • ・高級ホテル内での夕食
  • ・ショッピングセンター内でのレジャー
  • ・安全な車両での移動

避けるべきエリア:

  • ・暗い駐車場
  • ・建物の裏通り
  • ・郊外の街灯のない道路

交通: 信頼できるタクシー(inDrive等)または専用送迎車を強く推奨します。

深夜

危険

都市部・郊外ともに極めて危険な時間帯です。都市部では酔客を狙った暴力強盗や性犯罪が頻発し、警察の対応も遅れがちです。郊外道路はゾウなどの大型野生動物が道路を完全に塞ぐことがあり、命に関わる事故のリスクが最大化します。どのような理由があっても、この時間帯の外出および移動は推奨されません。

安全な活動:

  • ・安全な宿泊施設内での滞在
  • ・警備の厳重なロッジでの睡眠

避けるべきエリア:

  • ・全ての公共の場
  • ・ナイトクラブ周辺の路上
  • ・全土の郊外道路

交通: 緊急時を除き移動は避けてください。どうしても必要な場合は重装警備の車両を。

季節別ガイド

(September - October)

気温: 15°C - 38°C

降水: Low (Occasional dry thunderstorms)

服装: Light cotton clothes, sunglasses, and a wide-brimmed hat. Layers for early morning.

おすすめ活動:

Peak wildlife viewing at waterholes, Okavango Delta boat safaris, Bird watching (migratory species arrive), Photography in dry landscapes

リスク:

  • ・Extreme daytime heat
  • ・High dehydration risk
  • ・Veld fires in bushy areas

Summer (Rainy Season) (November - March)

気温: 19°C - 35°C

降水: High (Short, heavy afternoon thunderstorms)

服装: Light breathable clothes, waterproof rain jacket, and sturdy mud-resistant shoes.

おすすめ活動:

Watching newborn animals, Lush green scenery photography, Makgadikgadi Pans zebra migration, Cultural festivals in cities

リスク:

  • ・Highest Malaria risk
  • ・Flooded roads (4WD essential)
  • ・Lightning strikes during storms

(April - May)

気温: 10°C - 28°C

降水: Decreasing

服装: Medium-weight clothes, a light jacket for the evening, and comfortable walking boots.

おすすめ活動:

Walking safaris, Stargazing in the Kalahari, Exploring Gaborone markets, Chobe river cruises

リスク:

  • ・Lingering mosquito activity
  • ・Rapidly changing temperatures

(June - August)

気温: 2°C - 25°C

降水: Virtually none

服装: Warm layers (down jacket, scarf, gloves) for morning/night, light clothes for midday.

おすすめ活動:

Excellent big cat tracking, Kuru Dance Festival (August), Desert camping excursions, Visiting Tsodilo Hills

リスク:

  • ・Sub-zero temperatures at night
  • ・Dusty conditions affecting eyes
  • ・Very dry skin/lips

ベストシーズン: サファリを目的とするなら5月から9月の乾季がベストです。草木が枯れて見通しが良くなり、野生動物が貴重な水場(川やボアホール)に集まってくるため、観察のチャンスが劇的に増えます。また、湿度が低く蚊も少ないため、マラリアのリスクを最小限に抑えつつ、日中は爽やかな気候の中で観光を楽しめます。一方で、12月〜3月のグリーン・シーズンは、渡り鳥の飛来や動物の出産シーンを見ることができ、宿泊料金も下がるため、リピーターや写真愛好家には根強い人気があります。

環境リスク

野生動物のリスク

カバ(Hippopotamus)

リスク: 5/5

生息地: オカバンゴ・デルタ, チョベ川周辺, リニャンティ

カバはアフリカで最も人間を殺している哺乳類と言われ、非常に攻撃的です。特に縄張り意識が強く、陸上でも意外に速く走ります。水辺でのキャンプやウォーキングサファリでは、カバの通り道(カバ道)を塞がないように細心の注意を払ってください。また、ボートサファリ中はガイドの指示に絶対に従い、カバとの距離を十分に保つ必要があります。夜間に草を食べるために陸に上がることが多いため、キャンプ地付近での夜間外出は厳禁です。

治療: 咬傷や踏みつけによる外傷は致命的になりやすいため、直ちに止血を行い、航空救急(メディバック)を要請してハボローネやヨハネスブルグの高度医療機関へ搬送する必要があります。

毒蛇(ブラックマンバ、パフアダー)

リスク: 4/5

生息地: 全土のブッシュ地帯, 住宅街の庭, キャンプサイト

ブラックマンバやパフアダーなどの猛毒を持つヘビが生息しています。パフアダーは近づいても逃げずに擬態してじっとしているため、誤って踏んでしまう事故が多いです。茂みを歩く際は厚手の靴と長ズボンを着用し、足元をよく確認してください。夜間は必ず懐中電灯を使用し、周囲を照らしながら歩くことが重要です。宿泊施設ではドアを確実に閉め、靴を履く前に中に生物が入っていないか確認する習慣をつけましょう。ヘビに遭遇した場合は、刺激せずにゆっくりと後退して距離を取るのが正解です。

治療: 咬まれた部位を特定し、動きを最小限にして毒の回りを遅らせます。ハボローネの主要病院には抗毒素(血清)がありますが、地方では在庫がない場合があるため、即座に緊急移送の段取りを行う必要があります。

ワニ(Nile Crocodile)

リスク: 4/5

生息地: チョベ川, オカバンゴ・デルタの水辺, リポポ川

水辺には常にワニが潜んでいると想定してください。水際での手洗いや水遊びは極めて危険です。ワニは水面から飛び出して獲物を襲う能力があるため、ボートの縁から体を出したり、水面に手を浸したりしてはいけません。ガイドが安全を確認した場所以外での入水は絶対に避けてください。特に濁った水域や葦の茂みがある場所は、ワニの絶好の隠れ場所となっています。

治療: 強力な咬合力による粉砕骨折や裂傷、および水中への引き込みによる溺水が主な死因となります。一刻も早い外科手術が必要なため、専門のトラウマセンターへの緊急搬送が必要です。

水の安全性

水道水: 飲用不可

主要都市の水道水は化学的には浄水処理されていますが、石灰分が非常に多く、日本人の体質には合わずに腹痛や下痢を引き起こす可能性が高いです。飲用、調理、歯磨きにはボトル入りのミネラルウォーターを使用することを強く推奨します。安価なボトル水は都市部のスーパーマーケット(ChoppiesやPick n Payなど)で容易に入手可能です。キャンプ地や地方では、井戸水や河川水を使用している場合があり、これらは必ず煮沸するか浄水タブレットを使用する必要があります。

交通安全

事故死亡率: 10万人あたり約19.5人(WHO推計)

歩行者リスク: 歩行者の安全意識は低く、高速道路や国道の至る所で人が横断しています。また、横断歩道であっても車両が優先される傾向が強く、歩行者が待っていても車は止まりません。歩行者として道を渡る際は、運転者とアイコンタクトを取るか、完全に車両が止まるのを待つ必要があります。夜間は反射材のない服装の歩行者が多く、非常に視認しにくいため極めて危険です。

公共交通: 「コンビ(Kombi)」と呼ばれる乗り合いミニバスは、安価ですが定員オーバーや過速、乱暴な運転が常態化しており、事故率が高いため旅行者には推奨されません。都市間の大型長距離バスは比較的安全ですが、やはり過速による転倒事故が時折報告されています。移動には信頼できるタクシーやレンタカー、または航空機を利用するのが賢明です。

地域別ガイド

オカバンゴ・デルタ

レベル 1

世界最大の内陸湿地であり、ユネスコ世界遺産。高級サファリロッジが点在し、治安は極めて良好です。移動は小型チャーター機が中心となるため、犯罪リスクよりも野生動物との遭遇や自然災害のリスクを考慮すべき地域です。

主要都市: マウン

特有リスク:

  • ・野生動物による襲撃
  • ・洪水による孤立
  • ・マラリア感染

チョベ・カサネ地域

レベル 1

象の密集地として知られ、ジンバブエ、ザンビア、ナミビアとの国境が接する観光の拠点。観光警察が巡回しており安全ですが、夜間の徒歩移動はカバやゾウなどの野生動物が市街地に出没するため危険です。

主要都市: カサネ

特有リスク:

  • ・夜間の大型野生動物との遭遇
  • ・国境付近の密輸組織
  • ・蚊媒介感染症

ハボローネ周辺

レベル 2

首都を含む経済の中心地。利便性は高いものの、失業率を背景とした空き巣やひったくり、信号待ちを狙った「スマッシュ・アンド・グラブ」が増加しています。特にカレ・ヒルやハボローネ・ダム周辺は強盗多発地帯として警戒が必要です。

主要都市: ハボローネ, モチュディ

特有リスク:

  • ・街頭強盗・スリ
  • ・車上荒らし
  • ・政治デモの発生

マカディカディ・パン

レベル 1

広大な塩湖の跡地で、地平線が広がる絶景が魅力。集落が少なく犯罪リスクは低いですが、未舗装路での車両スタックや砂嵐、乾燥による脱水などのサバイバル的なリスクが主となります。

主要都市: グウェタ

特有リスク:

  • ・車両の故障・スタック
  • ・遭難・脱水
  • ・急激な夜間の冷え込み

セントラル・カラハリ

レベル 1

手つかずの野生が残る乾燥地帯。サン族の居住区でもあります。極めて人里離れているため治安問題はありませんが、通信環境が全くないエリアが多く、緊急時の連絡手段の確保が最大の課題となります。

主要都市: ガンジ

特有リスク:

  • ・通信の遮断
  • ・水不足
  • ・猛獣による襲撃

フランシスタウン地域

レベル 3

第2の都市で、ジンバブエ国境に近いため不法入国者による軽犯罪が報告されています。夜間の市内中心部やバス停付近では、ひったくりや強盗のターゲットになりやすいため、単独行動を避けるべきです。

主要都市: フランシスタウン, セレビ・フィクウェ

特有リスク:

  • ・ジンバブエ国境付近の犯罪流出
  • ・強盗・暴行
  • ・車両窃盗

経済・物価情報

経済概要

ボツワナはダイヤモンド鉱業を中心としたアフリカ有数の安定経済を誇り、高中所得国に分類されます。1966年の独立以来、平和的な政権交代と透明性の高い統治を維持してきました。しかし、近年は世界的な天然ダイヤモンド価格の下落と合成ダイヤモンドの台頭により、成長率が1%程度に鈍化しています。政府は観光業の拡大や経済の多角化を急いでいますが、若年層の失業率は27%と高く、これが都市部での一般犯罪増加の遠因ともなっています。

生活費・物価

旅行者の滞在費はアフリカ内では高めですが、南アフリカよりは安価です。食事は中級レストランで1食150-300プラ(約1600-3300円)、スーパーの飲料水1.5Lは約10プラ。宿泊はハボローネの標準的なホテルで1000プラ(約1.1万円)前後、高級サファリロッジは一泊10万円を超える場合もあります。交通は都市内タクシーの事前交渉制で30-60プラ程度。サファリ関連の物価は国際基準で設定されており、非常に高額な傾向にあります。

通貨情報

通貨はボツワナ・プラ(BWP)。1プラ=約10.5-11円(2025年時点)。都市部のスーパーやホテル、ガソリンスタンドではVisa、Mastercardが広く利用可能。一方、地方の売店や公共交通、市場では現金が必須です。ATMは主要都市のショッピングモールに必ず設置されており、国際カードでの引き出しも比較的容易ですが、スキミング対策として銀行併設のATM利用を推奨します。

チップガイド

チップは義務ではありませんが、観光業では習慣化しています。レストランでは料金の10%程度、ホテルのポーターには10-20プラ。サファリガイドには1日あたり10ドル(約130プラ)程度、キャンプスタッフには1日あたり5ドル程度が標準的な相場です。サービス料が最初から請求書に含まれている場合、追加のチップは不要です。

予算ガイド

バックパッカー向け(予算500-800プラ/日):ドミトリーや自炊、公共バス利用を基本とする。ミドルレンジ(予算1500-3000プラ/日):中級ホテル、レストランでの食事、レンタカー利用。ラグジュアリー(予算7000プラ以上/日):高級サファリロッジへの宿泊とチャーター機移動。サファリを旅の目的に入れる場合、入園料やガイド代で1日あたり最低でも2000プラ以上の追加予算が必要です。

文化・マナー情報

歴史的背景

かつてイギリスの保護領ベチュアナランドだったボツワナは、1966年に無血で独立を果たしました。隣接する周辺諸国が人種差別や内戦に苦しむ中、ボツワナは一貫して多党制民主主義を維持し、アフリカの「成功の模範」と呼ばれてきました。セツワナ文化における「コトラ(集会所)」という合意形成の伝統が、現代の安定した政治基盤となっています。また、初代大統領セレツェ・カーマとその妻ルース・ウィリアムズの国境を越えた愛の物語は、この国の寛容な国民性を象徴しています。

社会規範・マナー

ボツワナ人は礼儀正しく控えめな性格が特徴です。挨拶は非常に重要で、会話を始める前には必ず「Dumela(ドゥメラ)」と挨拶するのがマナー。物を渡す際や握手をする際は、必ず右手を使うか、右手に左手を添えて敬意を表します。年長者に対しては常に敬称(Rra/Mma)を付けて呼び、敬意を払うことが強く求められます。伝統的な村落では過度な露出を控えた服装が好まれ、特に膝が隠れる程度の丈のスカートやパンツが推奨されます。

宗教・慣習

人口の約8割がキリスト教徒ですが、アフリカ伝統の自然崇拝(バディモ)も根強く残っており、両者が融合した独自の信仰形態が見られます。日曜日は安息日として多くの店が閉まり、敬虔なクリスチャンは教会へ向かいます。葬儀はコミュニティ全体で執り行う非常に重要な儀式であり、週末に地方へ向かう交通機関が混雑する要因となります。写真撮影に関しては、伝統儀式の場では必ず事前に許可を得る必要があります。また、政府機関や軍事施設の撮影は法律で厳禁されています。

宿泊・食事ガイド

宿泊ガイド

ボツワナの宿泊施設は「極端な二極化」が特徴です。オカバンゴ・デルタやチョベ国立公園内には、世界最高峰の超高級サファリロッジ(1泊1000ドル以上)が多数存在し、これらは安全性・サービスともに完璧です。一方で、主要都市にはミドルレンジのホテルやゲストハウスがあり、1泊1万円前後で宿泊可能です。ハボローネなどの都市部では、セキュリティゲートと警備員が常駐している宿を選ぶことが防犯上不可欠です。近年はAirbnbも増えていますが、安全なエリア(ハボローネ北部のPhakalaneなど)にあるか、レビューを精査する必要があります。予約はBooking.comなどの大手サイトが機能しており、クレジットカード決済も一般的です。

食事ガイド

食文化は、主食のトウモロコシ粉を練った「パパ(Pap)」や、牛肉を煮込んで細かく叩いた「セスワ(Seswaa)」が伝統的です。ボツワナ産牛肉は輸出もされている高品質なもので、ステーキは絶品です。都市部のショッピングモール内には、南アフリカ資本のレストランチェーン(SpurやNando's)が多数あり、衛生状態も良好で安心して食事ができます。水道水は主要都市では飲用可能とされていますが、石灰分が多いため、胃腸が弱い方はボトル入りのミネラルウォーターを推奨します。ストリートフードは安価で美味しいですが、夏季は腐敗しやすいため、十分に加熱されていることを確認してください。サファリロッジでの食事は、欧米風のフルコースが一般的で、非常に高いレベルの衛生管理がなされています。

実用情報

通信・SIM

ボツワナの通信インフラはアフリカ内では良好です。大手キャリアは「Mascom」と「Orange」で、空港や主要ショッピングモールの直営店でパスポートを提示すれば数分でSIMカードを購入できます。4G/LTEが都市部では安定していますが、サファリキャンプなどの遠隔地では圏外になることが多いです。プリペイド式のデータ通信料は比較的安価です。公共WiFiはカフェやホテルにありますが、セキュリティのためVPNの利用を強く推奨します。

銀行・ATM

銀行はFNB、Absa、Standard Charteredなどが主流です。ATMは主要都市に多く、24時間利用可能です。1回の引き出し限度額は通常2000-4000プラ程度で、カード会社の手数料とは別に銀行側の手数料がかかる場合があります。ATMヘルパー詐欺(親切を装って暗証番号を盗み見る)が多発しているため、周囲に人がいない場所や、銀行内に設置されたATMを利用するようにしてください。

郵便・配送

「Botswana Post」が全国をカバーしています。主要都市には支店があり、ハガキや小包の発送が可能です。日本への航空便は通常2週間から1ヶ月程度かかります。重要な書類や貴重品を送る場合は、DHLやFedExなどの国際宅配便を利用する方が確実で追跡も可能です。ハボローネにはこれらのオフィスがあり、サービス品質も高いです。

電源・アダプター

電圧は220-240V、周波数は50Hz。プラグ形状は、丸い3本足の「タイプM(南アフリカ型)」と、平たい3本足の「タイプG(イギリス型)」が混在しています。日本の家電(100V)を使用するには変圧器が必要ですが、最近のスマホやPC充電器はそのまま使えることが多いです。マルチ変換アダプターの持参を強く推奨します。

洗濯サービス

主要なホテルやサファリロッジでは洗濯サービスを提供していますが、非常に高額になる場合があります。都市部にはコインランドリーは少なく、クリーニング店(Dry Cleaners)に預けるのが一般的です。サファリキャンプでは、伝統的な理由(下着を他人が洗うのを嫌う文化)から、下着のみは自分で洗うよう求められることがあります。

公衆トイレ

ショッピングモールやガソリンスタンド内のトイレは比較的清潔で、無料で利用できることが多いです。しかし、駅やバス停の公衆トイレは衛生状態が悪く、トイレットペーパーがないことも多いため、常にポケットティッシュと携帯用除菌ジェルを持ち歩くことをお勧めします。

主要都市ガイド

マウン

Maun

85 安全

オカバンゴ・デルタへの玄関口として、多くの観光客が集まる都市。町全体が観光に特化しており、人々はフレンドリーですが、夜間の裏通りやバー周辺では酔っ払いによるトラブルやひったくりに注意が必要です。

主な観光地:

オカバンゴ・デルタ・フライト, ナハバカ・モコロ・ステーション, マウン・エデュケーショナル・パーク

避けるべきエリア:

  • ・夜間のバス停周辺
  • ・ひと気のない路地

ベストシーズン: 5月〜9月

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カサネ

Kasane

88 安全

チョベ国立公園に隣接する観光都市。野生動物が町中を歩くこともあり、自然との距離が極めて近いです。治安は良好ですが、川沿いのキャンプ地での深夜の不法侵入に注意してください。

主な観光地:

チョベ川ボートサファリ, セドゥドゥ島, カサネ・ホットスプリング

避けるべきエリア:

  • ・夜間の茂み付近
  • ・ジンバブエ国境付近の夜間

ベストシーズン: 6月〜10月

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フランシスタウン

Francistown

65 警戒

北東部の商業中心地。経済的な活気がある一方で、国境を越えた犯罪グループの流入も報告されています。日中のメインストリートは安全ですが、夜間の徒歩移動は強く推奨されません。

主な観光地:

タチ・リバー・モール, スパー・パーク, 地質学博物館

避けるべきエリア:

  • ・鉄道駅周辺の夜間
  • ・低所得者居住区

ベストシーズン: 5月〜8月

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ガンジ

Ghanzi

82 安全

「カラハリの首都」と呼ばれる農業とサファリの拠点。サン族(ブッシュマン)の文化体験が可能です。コミュニティが小さいため治安は非常に安定していますが、家畜との衝突事故に注意。

主な観光地:

サン族の文化村, カラハリ砂漠ツアー, 現地の牛農場見学

避けるべきエリア:

  • ・深夜のバー周辺

ベストシーズン: 5月〜9月

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モレポロレ

Molepolole

75 注意

クウェナ族の本拠地であり、伝統的な大集落の趣を残す町。ハボローネに近く、近年ベッドタウン化が進んでいます。伝統的な礼儀を重んじれば非常に安全ですが、夜間の窃盗には警戒が必要です。

主な観光地:

コトラ(伝統裁判所), セチェレ1世博物館, 近隣の洞窟遺跡

避けるべきエリア:

  • ・夜間の郊外
  • ・ひと気のない広場

ベストシーズン: 通年

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交通詳細ガイド

国内線フライト

ボツワナの国内移動において、空路は最も効率的で安全な手段です。フラッグキャリアの「エア・ボツワナ(Air Botswana)」がハボローネ、マウン、カサネ、フランシスタウンを結ぶ定期便を運行しています。観光客の多くは、ハボローネから北部の観光拠点であるマウンやカサネへ移動するために利用します。機材はATR 72などのプロペラ機が主流で、安全性は国際基準を満たしています。注意点として、定期便の遅延や欠航が稀に発生するため、余裕を持ったスケジュールが必要です。また、オカバンゴ・デルタ内のロッジへは、マウン空港から「サファリ・エア」などの小型軽飛行機(ブッシュプレーン)に乗り継ぐのが一般的です。これら小型機には荷物の重量制限(通常15-20kg、ソフトバッグ指定)が厳格にあるため、事前にパッキングの確認が必要です。

鉄道・バス

鉄道に関しては、かつてハボローネとフランシスタウンを結ぶ旅客列車「ブルー・トレイン」が運行されていましたが、2020年のパンデミック以降、旅客運行は休止されており、2026年現在も貨物輸送のみとなっています。そのため、都市間移動の主力は長距離バスとなります。主要都市間を大型の高速バスが結んでおり、料金は手頃で、ハボローネからフランシスタウンまでは約6時間の旅です。車内は清潔でエアコン付きの車両も多いですが、時刻表通りに発車しないことも珍しくありません。また、地方路線では「コンビ(Kombi)」と呼ばれる白いミニバスが運行されています。非常に安価で市民の足となっていますが、過積載やスピード出しすぎ、運転の荒さが目立つため、不慣れな外国人旅行者にはあまり推奨されません。バスステーションでは置き引きやスリが多発しているため、荷物から目を離さないことが鉄則です。

レンタカー・配車サービス

ボツワナを自由に旅するにはレンタカーが最適ですが、運転には注意が必要です。道路は日本と同じ左側通行です。主要都市間の幹線道路(A1ロードなど)は舗装されていますが、国立公園や地方へ向かう道は未舗装の砂地が多く、4WD車の利用が必須となります。レンタカーを借りる際は、国際運転免許証と日本の免許証の両方が必要です。最大の危険要素は、夜間の道路への野生動物や家畜(牛やロバ)の飛び出しです。ボツワナの道路にはフェンスがない場所が多く、夜間にゾウや牛と衝突する事故が多発しており、死亡事故に繋がるケースも多いため、夜間の郊外走行は絶対に避けてください。また、郊外ではガソリンスタンドの間隔が数百キロ開くことがあるため、常に燃料を早めに補給する計画性が求められます。配車アプリについては、ハボローネで「inDrive」などが普及し始めていますが、既存のタクシー運転手との衝突が報告されているため、利用時には周囲の状況に注意してください。

交通リスク評価

ボツワナの交通リスクにおいて、犯罪よりも深刻なのは「交通事故」と「野生動物」です。幹線道路は良好ですが、過速や飲酒運転による事故が絶えません。特に公共バスやコンビはスピードを出しすぎる傾向があります。また、砂地での4WD運転は特別なスキルを要し、スタックや横転のリスクがあります。犯罪面では、都市部の信号待ちを狙った「スマッシュ・アンド・グラブ」に注意が必要で、窓を閉めドアをロックすることは必須です。公共交通機関利用時は、混雑したバス停でのスリにさえ気をつければ、身体的な危害を加えられるリスクは比較的低いです。

都市別交通ガイド

Gaborone

地下鉄: 存在しません。

バス: ミニバス(コンビ)が市内全域をカバー。一律約7プラ。

タクシー: メーターなし。市内移動は通常30-50プラ。配車アプリ「inDrive」が普及中。

徒歩・自転車: 日中のメインモール周辺は徒歩可能だが、夜間はひったくりのため推奨されない。

費用目安: 1日の市内移動で100-200プラ程度。

Maun

地下鉄: 存在しません。

バス: コンビが主要道路を運行しているが、ルートが複雑。

タクシー: シェアタクシーが一般的。個人チャーターは交渉制。

徒歩・自転車: 砂道が多く、自転車や徒歩での長距離移動は不向き。

費用目安: 1回30-60プラ。

Kasane

地下鉄: 存在しません。

バス: 非常に限定的。観光客は主にロッジの送迎を利用。

タクシー: 数が少なく、ホテルで呼んでもらうのが一般的。

徒歩・自転車: 野生動物(ゾウやカバ)が町中を歩くため、徒歩移動は極めて危険。

費用目安: 1回50-80プラ。

Francistown

地下鉄: 存在しません。

バス: コンビが市内の主要ルートを運行。

タクシー: 流しのタクシーが多い。夜間は利用前に価格交渉が必須。

徒歩・自転車: 日中は問題ないが、夜間は強盗のリスクがある。

費用目安: 1回30-50プラ。

Ghanzi

地下鉄: 存在しません。

バス: 町が小さいため公共交通はほぼなし。

タクシー: 少数存在。徒歩での移動がメイン。

徒歩・自転車: 日中は安全に歩けるが、夜間は暗いため注意。

費用目安: 1回20-40プラ。

大使館・長期滞在情報

在外公館ネットワーク

在ボツワナ日本国大使館

Embassy - Gaborone

住所: Plot 8842, Khama Crescent, Gaborone

電話: +267-391-4456

緊急対応: 24時間対応(電話転送)

在ボツワナ・アメリカ合衆国大使館

Embassy - Gaborone

住所: Embassy Drive, Government Enclave, Gaborone

電話: +267-395-3982

緊急対応: 24時間対応

在ボツワナ・イギリス高等弁務官事務所

Embassy - Gaborone

住所: Plot 1079-1084, Main Mall, Gaborone

電話: +267-395-2841

緊急対応: 24時間対応

在ボツワナ・ドイツ大使館

Embassy - Gaborone

住所: Plot 1079-1084, Main Mall, Gaborone

電話: +267-395-3387

緊急対応: 24時間対応

在ボツワナ・南アフリカ高等弁務官事務所

Embassy - Gaborone

住所: Plot 29, Queens Road, Gaborone

電話: +267-390-4800

緊急対応: 24時間対応

領事サービス

在ボツワナ日本国大使館では、パスポートの紛失・盗難時の「帰国のための渡航書」の発給、事件・事故に巻き込まれた際の法的・医療的手続きの助言、緊急時の家族への連絡支援などを行っています。ただし、金銭の貸し付けや民事事件への介入、弁護料・医療費の肩代わりはできません。ボツワナには日本の総領事館はないため、ハボローネ以外の地域でトラブルに遭った場合でも、この大使館が窓口となります。緊急時はまず電話で連絡を入れ、指示を仰ぐのが基本です。

長期滞在ビザ

日本国籍者は観光目的で1年間に合計90日までのビザなし滞在が認められています。これを超える長期滞在には「居住許可(Residence Permit)」が必要です。就労、ボランティア、学生などの目的別に申請が必要で、これらは入国前にボツワナ入国管理局(Department of Immigration)へ申請するのが原則です。手続きには無犯罪証明書、健康診断書、現地受け入れ先からの招待状など多くの書類が必要で、審査には数ヶ月かかることも珍しくありません。また、18歳未満の子供を同伴する場合は、英文の出生証明書の提示が必須となっており、片親のみ同伴の場合はもう一方の親の同意書(公証済)も求められるなど、非常に厳格な運用がなされています。

リモートワーク・デジタルノマド

ボツワナには2026年現在、特定の「デジタルノマドビザ」制度は存在しません。しかし、90日間のビザ免除期間内であれば、リモートワークを行うこと自体は事実上可能です。ハボローネにはコワーキングスペースも少数あり、インターネット環境も整いつつありますが、地方やサファリ地域では通信速度や安定性に課題があります。長期滞在を希望する場合は、隣国の南アフリカなどのデジタルノマドビザ取得を検討するか、ボツワナ国内でビジネスビザの取得を検討する必要があります。また、石灰分の多い水や停電のリスクなど、生活インフラの面での適応も求められます。

ビジネスビザ

短期の商用(会議出席、市場調査等)であれば、日本国籍者は観光同様ビザなしでの入国が可能です。ただし、現地で実際に報酬を得る労働を伴う場合は、事前に「ビジネスビザ(Work Permit)」を取得する必要があります。申請には現地の登録企業からのスポンサーシップが必要で、ハボローネの入国管理局で手続きを行います。ボツワナ政府は自国民の雇用保護を重視しているため、外国人へのワークパーミット発行は厳格化される傾向にあります。手続きには現地弁護士やエージェントのサポートを受けるのが一般的です。

推奨防犯装備

RFIDブロッキングマネーベルト

必須

防犯グッズ

都市部でのひったくりやスリ対策として、パスポートと予備の現金を衣服の下に隠して保持するために必要です。

高濃度DEET配合虫除け

必須

衛生用品

北部地域(オカバンゴ・チョベ)はマラリア感染リスクが高いため、現地でも有効な強力な虫除けが不可欠です。

予備のスマートフォン

推奨

通信機器

「スマッシュ・アンド・グラブ」被害でメイン端末を失った際の代替機として、オフラインマップを同期した安価な端末。

強力なモバイルバッテリー

必須

通信機器

サファリキャンプ内では充電環境が限られることが多く、緊急時の連絡手段を確保するために大容量のものが必要です。

個人用救急キット

推奨

衛生用品

抗生物質、絆創膏、整腸剤など。地方の医療機関では医薬品が不足している場合があるため自前での用意が安心です。

ポータブル浄水フィルター

オプション

衛生用品

主要都市の水道水は飲用可能ですが、キャンプ地や地方での不測の事態に備え、携帯型浄水器があると安心です。

防犯ブザー・ホイッスル

推奨

防犯グッズ

夜間の移動やカレ・ヒルなどの人気のない場所での緊急事態において、周囲に異常を知らせるために有効です。

海外旅行保険証券(英文)

必須

保険

私立病院での治療や南アフリカへの緊急移送には、支払い能力の証明として英文の保険証券の提示が必須です。

旅行者タイプ別ガイド

女性旅行者向けガイド

ボツワナはアフリカの中では女性一人でも旅しやすい国とされていますが、最新の統計ではジェンダーに基づく暴力(GBV)や性犯罪の発生率が非常に高い水準にあります。2024年の報告では、強姦事件が年間2000件を超えており、特に休暇シーズンには急増します。対策として、まず「夜間の一人歩き」は絶対に行わないでください。移動は必ず信頼できるタクシーやホテルの送迎を利用しましょう。服装については、観光地やハボローネでは比較的リベラルですが、地方の村落では膝が出る短いスカートなどは不要な注目を集め、トラブルの原因となります。現地男性からの執拗なナンパやつきまといに対しては、曖昧な態度は取らず、毅然として「No」と言うことが重要です。また、バーやクラブでは飲み物に薬物を入れられるリスクもゼロではないため、自分の飲み物から目を離さないようにしてください。

LGBTQ+旅行者向けガイド

ボツワナは2019年に同性愛を罰する法律が違憲であるとの判決が出され、事実上合法化されました。これはアフリカ諸国の中では非常に進歩的な動きです。しかし、社会全体としては依然として保守的な価値観が根強く、公の場での過度な親密な行為(PDA)は、異性間であっても眉をひそめられることが多く、同性間であればより強い拒絶反応や嫌がらせを受ける可能性があります。旅行者として訪れる場合、特に地方部では性的指向を公言せず、控えめに振る舞うことが安全上の観点から推奨されます。一方で、ハボローネやマウンなどの観光拠点にある高級ホテルやロッジでは、LGBTQ+の旅行者に対しても非常に寛容で、差別的な扱いを受けることはまずありません。

家族・シニア旅行者向けガイド

ボツワナは家族旅行やシニア世代にとって、非常に魅力的なサファリ体験を提供できる国です。多くの高級サファリロッジは、子供向けのプログラムや、車椅子利用者に配慮したバリアフリーな設備を整えています。ただし、サファリ中の長距離移動や悪路の走行は体力的に負担がかかるため、ゆとりのある行程を組むことが重要です。また、18歳未満の子供を連れて入国する場合、英文の「出生証明書(原本または公証済の写し)」の提示が厳格に求められます。片親のみ同伴の場合は、もう一方の親の同意書(英文)が必要です。これがないと搭乗拒否や入国拒否に遭うため、準備は必須です。シニアの方は、地方の医療レベルが低いことを考慮し、緊急移送を含む手厚い海外旅行保険への加入と、常備薬の英文処方箋の持参を強くお勧めします。

安全に関するよくある質問

夜間に徒歩で移動しても大丈夫ですか?

ハボローネやフランシスタウンなどの都市部では、夜間の徒歩移動は極めて危険です。強盗や暴行のターゲットになりやすいため、短距離でも必ずタクシーを利用してください。

サファリで車から降りてもいいですか?

厳禁です。国立公園内では野生動物の襲撃リスクがあるため、許可されたキャンプ地や休憩所以外で車両を降りることは法律で禁止されており、命に関わります。

タクシーの治安はどうですか?

比較的安全ですが、メーターがないため事前交渉が必要です。夜間は流しではなく、ホテルやレストランで呼んでもらう「ラジオ・タクシー」を利用するのが安全です。

女性一人での旅行は可能ですか?

可能ですが、高い警戒が必要です。性犯罪の発生率が高いため、夜間の一人歩きや知らない人からの誘いには厳重に注意してください。

銃器犯罪は多いですか?

南アフリカに比べれば非常に少ないですが、近年は近隣諸国から流入した武器による強盗も稀に報告されています。基本はナイフによる脅迫が主流です。

ヒッチハイクは安全ですか?

推奨されません。強盗や誘拐のリスクがあるだけでなく、運転マナーの悪さによる事故のリスクも高いため、公共のバスを利用してください。

警察に賄賂を要求されますか?

ボツワナ警察はアフリカ内で最も腐敗が少ないとされていますが、稀に交通検問などで小口の現金を求められることがあります。毅然と拒否し、正規の罰金票を求めてください。

スマホを歩きながら使ってもいいですか?

都市部の路上では「ひったくり」の標的になります。使用する際は店の中や周囲に人がいないことを確認し、手短に済ませてください。

カレ・ヒルの登山は安全ですか?

近年、登山客を狙った集団強盗が頻発しています。単独での登山は避け、必ず複数人で、可能であれば週末の人が多い時間帯を選んでください。

ATMでの注意点は?

周囲に不審な人物がいないか確認し、銀行に併設されたガードマンのいるATMを利用してください。話しかけてくる人物はすべて詐欺師と疑ってください。

実用的なよくある質問

水道水は飲めますか?

主要都市では概ね安全ですが、石灰分が多く体質に合わない場合があります。旅行者はボトル入りのミネラルウォーターを飲用するのが無難です。

クレジットカードはどこでも使えますか?

都市部のショッピングモールやホテルでは広く使えます。しかし、地方のガソリンスタンドや売店では使えないことが多いため、常に現金を携行してください。

インターネット速度はどうですか?

都市部では4G/LTEが利用可能で、動画視聴もスムーズです。しかしサファリロッジなどの遠隔地では極端に遅くなるか、繋がらないことがあります。

コンセントの形状は?

タイプM(3本の太い丸ピン)が主流です。イギリス型のタイプGも見られます。マルチ変換プラグを持参してください。

チップの相場は?

レストランでは10%程度。サファリガイドには1日10ドル程度が目安です。

国内線の荷物制限は?

ブッシュプレーン(小型機)は15-20kgの制限があり、ハードスーツケースは不可とされることが多いです。ソフトバッグを用意してください。

日曜日に店は開いていますか?

大型ショッピングモールは開いていますが、営業時間が短縮されます(通常15時頃まで)。小規模な商店は閉まることが多いです。

マラリアの予防薬は必要ですか?

北部(オカバンゴ、チョベ)へ行く場合は強く推奨されます。渡航前にトラベルクリニックで医師に相談してください。

英語だけで旅行できますか?

はい、公用語ですのでどこでも英語が通じます。少しのセットスワナ語を知っていると非常に喜ばれます。

国際免許証は必要ですか?

はい、レンタカーを運転する場合は日本の免許証とセットで必要です。

ボツワナの治安に関するよくある質問

ボツワナの治安は良い?悪い?

アフリカの中では非常に安定しており、政治的な混乱も少ないため「良い」部類に入ります。しかし、近年はダイヤモンド価格の下落に伴う経済停滞や高失業率の影響で、ハボローネなどの都市部ではスリや強盗などの一般犯罪が増加傾向にあります。観光地は安全ですが、都市部では十分な警戒が必要です。

ボツワナで危険な地域はどこ?

特に警戒が必要なのは首都ハボローネのカレ・ヒル(Kgale Hill)やハボローネ・ダム周辺です。これらは強盗事件が多発しており、立ち入りを控えるか厳重な注意が必要です。また、フランシスタウンなどの主要都市の路地裏や、夜間のひと気のない場所も犯罪リスクが非常に高いため危険です。

ボツワナ旅行はやばい?本当に行って大丈夫?

ボツワナは「アフリカの優等生」と呼ばれるほど民主主義が成熟しており、決して「やばい」国ではありません。ただし、都市部での防犯意識が欠けていると被害に遭う可能性が高いです。野生動物の宝庫である国立公園などは管理が行き届いており、適切な準備と警戒心を持って行動すれば安全に旅行を楽しめます。

ボツワナは女性一人でも怖くない?

日中の観光地や人通りの多いモールなどは比較的安全ですが、女性の一人歩き、特に夜間は非常に怖く危険な面があります。ジェンダーに基づく暴力の発生率が社会課題となっており、性犯罪への警戒も必要です。移動には必ず信頼できるタクシーを利用し、単独での夜間外出は絶対に避けてください。

ボツワナでスリに遭わないための対策は?

ハボローネのメイン・モールやバス停付近などの混雑する場所では、バッグを体の前に持ち、スマートフォンや財布を安易に取り出さないようにしましょう。また、停車中の車の窓を割って荷物を奪う「スマッシュ・アンド・グラブ」対策として、車内に貴重品を放置せず、必ず見えない場所に隠すことが重要です。

ボツワナで多い詐欺の手口は?

ATM利用時に親切を装って近づき、暗証番号を盗み見たりカードをすり替えたりする「ATM詐欺」が報告されています。また、偽のダイヤモンドや希少石を売りつける詐欺や、警察官を装った路上での職務質問を装う手口にも注意が必要です。見知らぬ人からの甘い誘いや依頼には決して乗らないようにしてください。

ボツワナで日本人が巻き込まれやすい犯罪は?

日本人が狙われやすいのは、歩行中のひったくりや強盗、そしてレンタカー利用時の車上荒らしです。日本人は「裕福で抵抗しない」というイメージを持たれていることがあり、標的になりやすい傾向があります。目立つ服装や高価なアクセサリーの着用を避け、周囲に常に気を配る姿勢が犯罪防止に繋がります。

ボツワナ旅行で注意すべきことは?

最も注意すべきは夜間の移動です。徒歩は厳禁で、車移動でも信号待ちの際の窓閉め・ロックを徹底してください。また、国立公園内では野生動物の襲撃が実在のリスクです。ガイドの指示を守り、カバやワニがいる水辺、毒蛇がいる茂みに不用意に近づかないよう、自然界のルールを尊重した行動が求められます。

ボツワナで起こりやすいトラブルは?

都市部での金品強奪に加え、長距離移動中の車両故障や交通事故も深刻なトラブルです。街灯が少ないため、夜間の走行は野生動物との衝突リスクが非常に高いです。また、公共の場所での写真撮影が制限されている政府施設などを撮影し、警察に拘束されるといった法的トラブルにも注意が必要です。

ボツワナで被害に遭ったらどうする?

万が一犯罪被害に遭った場合は、直ちに警察(電話:999)に通報してください。その後、日本大使館へ連絡し、パスポートの紛失届や現地での手続きについて相談しましょう。身体への被害がある場合は救急(電話:997)を呼びます。強盗に遭った際は、抵抗すると命に危険が及ぶため、犯人の要求に従うことが鉄則です。

ボツワナの治安詳細

ボツワナの治安概要

ボツワナはアフリカ諸国の中でも極めて高い政治的安定性を誇り、基本的には安全に旅行ができる国です。しかし、2020年代に入り、主要輸出品であるダイヤモンド産業の不調による経済成長の鈍化と、30%近い高失業率が社会に影を落としています。この経済的困窮が、特にハボローネやフランシスタウンといった都市部での「機会犯罪」を増加させる要因となっています。政府は治安維持に努めていますが、観光客を狙った窃盗や強盗は増加傾向にあり、従来の「安全なボツワナ」というイメージのみで渡航するのは危険です。都市部では防犯意識を常に高く持ち、地方の観光地では野生動物への対策を優先するという使い分けが必要です。

ボツワナは危険?やばい?

ボツワナが「危険」か「やばい」かという問いに対しては、アフリカの他国と比較すれば「比較的安全」ですが、特定の状況下では「非常に危険」であるというのが正解です。特に近年頻発している「スマッシュ・アンド・グラブ」と呼ばれる車上荒らしや、白昼堂々の強盗事件は看過できないレベルにあります。2024年の政権交代後も社会秩序は維持されていますが、貧富の差が解消されない限り、外国人への犯罪リスクは今後も継続すると予想されます。特にハボローネの特定の山(カレ・ヒル)やダム周辺などは、武装強盗の隠れ家となっている場所もあり、ガイドなしでの立ち入りは「やばい」と言わざるを得ないリスクを伴います。

ボツワナは怖い?一人旅でも大丈夫?

「ボツワナは怖い」と感じる方、特に女性や一人旅の方にとって、最大の懸念は性犯罪と夜間の安全性です。ボツワナではジェンダーに基づく暴力(GBV)の発生率が高く、女性が夜間に一人で歩くことは現地の人でも避けるほど危険です。しかし、日中の観光スポットや大手ショッピングモール、あるいはオカバンゴ・デルタのような高級リゾート地内では、セキュリティが非常に厳重なため、過度に恐れる必要はありません。怖さを軽減するためには、移動はすべて信頼できる公式タクシーやホテルの送迎を利用し、ひと気のない路地には絶対に入らないといった基本的な自己防衛を徹底することが不可欠です。

スリ・詐欺・犯罪の実態

ボツワナで発生する犯罪の多くは、窃盗や強盗といった財産目的のものです。代表的なのが「スマッシュ・アンド・グラブ」で、信号待ちをしている車の窓ガラスを石などで割り、助手席のバッグを瞬時に奪い去る手口です。また、ハボローネ中心部のモール周辺では、グループで観光客を囲み、注意を逸らしている間に財布を抜くスリも頻発しています。巧妙な詐欺としては、警察官や役人を装って不当な罰金を要求する「なりすまし犯罪」や、クレジットカードのスキミング被害も報告されています。さらに、住宅侵入強盗も増えており、民泊などを利用する場合は、高い塀や警備員がいるなど、十分なセキュリティが確保されているか確認が必要です。

地域別の危険度

地域別に危険度を整理すると、まず首都ハボローネはレベル2(注意喚起)ですが、カレ・ヒル(レベル3)やダム周辺(レベル4)のように、ピンポイントで極めて危険な場所が存在します。フランシスタウンは隣国ジンバブエからの流入者も多く、経済困窮による窃盗が目立つためレベル2相当です。これに対し、世界遺産のオカバンゴ・デルタやチョベ国立公園などの主要観光エリアは、観光警察やロッジ独自の警備により犯罪リスクはレベル1と非常に低くなっています。ただし、これらの地域では野生動物による物理的な危険や、カヌー(モコロ)の転覆などの事故リスクが主眼となります。国境付近、特に南アフリカやジンバブエとの国境地帯は密輸や不法入国に伴う治安悪化が見られるため、夜間の通過は避けるべきです。

ボツワナ旅行で注意すべきポイント

ボツワナ旅行で最も注意すべき点は、都市部と自然環境の二大リスク管理です。都市部では、夜間の徒歩移動は距離に関わらず厳禁です。車を利用する際も、必ずドアをロックし、貴重品は外から見えない足元などに隠してください。一方、自然保護区や国立公園では、野生動物が最大のリスクとなります。カバやゾウは非常に攻撃的になることがあり、キャンプサイトでも食料の管理を怠ると危険です。また、2026年時点でも医療インフラは都市部に限定されているため、地方での怪我や病気は深刻な事態になりかねません。十分な補償内容の海外旅行保険への加入と、常備薬の持参を強く推奨します。

よくあるトラブル事例

実際のトラブル事例としては、ハボローネのカレ・ヒルでハイキング中に、背後から近づいてきた男にナイフを突きつけられ、スマートフォンと現金を奪われる事件が発生しています。また、ハボローネ・ダム付近で写真を撮っていたグループが、茂みから現れた武装集団に襲撃された例もあります。都市部以外では、レンタカーでサファリ中に砂地に足を取られてスタックし、携帯電話の電波が届かない中で野生動物の恐怖に晒されながら一夜を明かしたというトラブルも報告されています。これらは、現地の危険情報を軽視したり、準備を怠ったりしたことで発生した事例であり、事前の情報収集がいかに重要かを物語っています。

被害に遭った場合の対応

もし犯罪被害に遭ってしまったら、まずは身の安全を確保した上で警察(999)に通報してください。ボツワナの警察は比較的協力的ですが、手続きに時間がかかることも多いため、粘り強い対応が必要です。保険請求のために「ポリスレポート(犯罪証明書)」を必ず発行してもらいましょう。パスポートを紛失した場合は、在ボツワナ日本国大使館(ハボローネ所在)に連絡し、再発行や「帰国のための渡航書」の手続きを進めます。怪我をした場合は救急(997)へ。プライベートホスピタルの方が設備が整っているため、可能であればそちらへの搬送を依頼してください。緊急連絡先を事前にスマホのオフラインメモや紙に控えておくことが、迅速な初期対応を助けます。

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