総合評価
世界最高水準の治安を維持していますが、2024-25年の政治的混乱の余波や、観光客を狙った詐欺、デジタル性犯罪には注意が必要です。
身体的安全 (A)
凶悪犯罪の発生率は主要先進国の中でも最低水準で、監視カメラ網の普及により検挙率も極めて高いです。夜間の独り歩きも基本的には安全ですが、繁華街での酔客トラブルには注意が必要です。
医療・衛生 (A+)
医療水準は世界トップクラスであり、主要病院には国際診療センターが完備されています。日本語対応可能な医師も多く、清潔な衛生環境が保たれています。救急対応も非常に迅速です。
詐欺・スリ (B+)
旅行者を狙ったぼったくりや、巧妙な振り込め詐欺、SNSを通じたロマンス詐欺などが増加傾向にあります。市場やタクシーでの不当請求も散発しているため、相場の把握と配車アプリの利用が推奨されます。
テロリスク (A)
テロの発生は非常に稀ですが、北朝鮮との対峙状況から国家レベルの警戒態勢は維持されています。イスラエル・中東情勢を受けた注意喚起が時折なされますが、直接的なリスクは極めて限定的です。
最新インテリジェンスレポート
2026年現在、韓国は2024年末からの政治的混乱を乗り越え、新政権下で社会的な安定を取り戻しています。世界トップクラスの治安水準を維持しており、凶悪犯罪の発生率は極めて低いものの、観光客を狙った「ぼったくり」や、巧妙化するサイバー詐欺、および「モルカ」と呼ばれる盗撮などのデジタル性犯罪が深刻な社会問題となっています。北朝鮮との軍事的緊張は継続していますが、日常生活に直接的な影響を与えることは稀です。夜間の独り歩きも可能ですが、繁華街での飲酒トラブルや宗教団体による強引な勧誘、特定の地域での外国人お断り文化など、旅行者が直面しうる特有のリスクを理解しておくことが重要です。
背景分析
政治面では、2024年の戒厳令宣言とそれに続く前大統領の弾劾・逮捕という未曾有の危機を経験しましたが、2025年6月の李在明政権発足により憲法秩序は完全に回復しました。現在は北朝鮮との対話再開を模索しつつも、軍事的挑発には毅然とした対応をとっています。経済面ではGDP世界10位圏の規模を誇る一方、若年層の雇用難やインフレ(2.3%)に伴う物価高が続いています。特に外食費の上昇は顕著です。社会的にはデジタル化が極端に進んだ「キャッシュレス社会」であり、利便性は高い一方で、サイバー犯罪の巧妙化が課題です。また、人口減少と少子高齢化が急速に進んでおり、高齢ドライバーによる交通事故増加も安全上の懸念材料となっています。対日関係は新政権の外交方針により注視が必要な段階ですが、若年層を中心とした日本文化への支持は厚く、一般市民レベルでの反日感情による物理的危害のリスクは極めて低いです。監視カメラ(CCTV)網が国中に張り巡らされており、犯罪検挙率は非常に高いのが特徴です。
重要ポイント
- 24時間対応の観光警察(1330)が主要エリアに配備されており、日本語対応が可能。
- 完全なキャッシュレス社会のため、クレジットカードや電子マネー(T-money)が必須。
- 「モルカ(盗撮)」対策として公衆トイレ等の利用時には周囲を視認確認することが推奨される。
- タクシー利用時は配車アプリ「Kakao T」を使用することで、不当請求や目的地間違いを防げる。
- 宗教団体による「韓国文化体験」などの勧誘は、高額な寄付を要求される詐欺のリスクがある。
- 北朝鮮のミサイル発射時は「非常対応アプリ」等で速報が出るが、過度なパニックは不要。
- 飲食店での外国人向け別メニューや、市場での「ぼったくり」には注意が必要。
- 週末のソウル中心部(光化門・市庁)では大規模デモが頻発し、交通規制が生じる。
- 緊急通報(112/119)は外国人専用通訳サービスを介してスムーズに利用可能。
- 公衆衛生レベルは高いが、古い建物の水道水は浄水器を通すかボトル飲料の利用が一般的。
- SNS上の名誉毀損に対する法的規制が非常に厳しく、投稿内容には慎重さが求められる。
各国政府の渡航情報
| 情報源 | 警戒レベル |
|---|---|
| 日本外務省 | レベル1: 十分注意してください |
| 米国国務省 | Level 1: Exercise Normal Precautions |
| 英国外務省 | See our travel advice |
| カナダ政府 | Take normal security precautions |
| ドイツ外務省 | Normal |
| フランス外務省 | Vigilance normale |
地域別リスク評価
Seoul (ソウル)
低リスクリスク人口密集によるスリやイベント時の雑踏事故、政治デモに伴う交通規制に注意。治安自体は非常に良好。
Busan (釜山)
低リスクリスク海岸沿いの観光地や港湾部での酔客トラブルに注意。夜間の市場などはスリのリスクが僅かに高まる。
Jeju Island (済州島)
低リスクリスクタクシーの不当請求やレンタカーの交通事故が主な懸念。自然災害(台風)による欠航リスクも考慮。
DMZ (非武装地帯付近)
注意が必要リスク軍事的緊張下にあるが、観光ツアーは厳格に管理されている。指示に従わない勝手な行動は厳禁。
Itaewon (梨泰院)
注意が必要リスク多国籍な繁華街であり、深夜のトラブルや薬物関連犯罪、不当な客引きが他エリアより多い。
Hongdae (弘大)
注意が必要リスク若者の街であり、深夜の路上での喧嘩や強引な勧誘、性的嫌がらせの報告が散発している。
Daerim-dong (大林洞)
注意が必要リスクソウル南西部の特定地域。観光地ではないが、他地域に比べ軽犯罪率が高いため、夜間の通行は注意。
Gwangju (光州)
低リスクリスク政治的意識が高く、大規模な集会やデモが行われることが多い。週末の中心部では交通規制を確認。
国内安全マップ
韓国全土の治安は非常に安定しており、旅行者が「danger(赤)」に該当する地域に迷い込むことはほぼありません。唯一の警戒地域は北朝鮮との国境付近(DMZ)ですが、公式ツアーでの訪問は安全に管理されています。都市部では、梨泰院や弘大といった夜の繁華街での飲酒トラブルや、大林洞などの特定のエスニックタウンにおける軽犯罪に注意を払う必要があります。監視カメラ(CCTV)の設置密度が非常に高く、犯罪発生後の検挙率は極めて高いのが特徴です。
観光の中心地であり、非常に安全です。警察のパトロールが頻繁に行われていますが、スリや化粧品店の強引な勧誘には注意。
リスク: スリ, 価格未表示のぼったくり, 宗教勧誘
詳細ページへ →深夜のクラブ街でのドラッグ関連トラブルや、狭い路地での雑踏事故、酔客同士の喧嘩が散発する警戒エリアです。
リスク: 飲酒トラブル, 薬物犯罪, 不当客引き
詳細ページへ →若者の文化拠点ですが、深夜の路上でのナンパトラブルや性的嫌がらせ、不当な外国人料金設定の店に注意が必要です。
リスク: 性的嫌がらせ, 外国人差別店, 深夜の喧嘩
詳細ページへ →軍事的緊張下にある唯一の地域。観光ツアー参加は安全ですが、突発的な軍事衝突リスクがゼロではありません。
リスク: 軍事的緊張, 写真撮影制限, 立ち入り規制
韓国最大のリゾート地。日中は極めて安全ですが、夏の夜間のビーチ周辺では酔客やナンパによるトラブルに注意。
リスク: ビーチでの置き引き, 酔客トラブル
詳細ページへ →中国系住民が多く文化的に独特なエリア。犯罪統計上、他地域より軽犯罪率が高いため、夜間は単独行動を控えるべきです。
リスク: 凶器を使用した喧嘩, ひったくり
詳細ページへ →富裕層が集まる非常に安全なエリア。ただし、ナンパ目的の「ホンティング」が強引な場合があるため女性は注意。
リスク: 強引なナンパ, キャッチセールス
詳細ページへ →島全体が観光地として安定。主なリスクはレンタカーによる交通事故や、タクシーの料金トラブルに限定されます。
リスク: タクシー不当請求, 交通事故
詳細ページへ →世界最高水準のセキュリティ。ただし、白タク(違法タクシー)による高額請求の被害が到着ゲート付近で発生中。
リスク: 違法タクシー, 置き引き
詳細ページへ →デモの聖地。平時は安全ですが、週末は大規模な集会により交通規制と雑踏事故のリスクが高まります。
リスク: 大規模デモ, 交通遮断, 雑踏事故
詳細ページへ →犯罪・治安情報
犯罪統計
詐欺
リスク: 4/5多発エリア: 明洞(ミョンドン), 東大門市場, ソウル駅周辺, 観光案内所を装った偽ブース
手口:
- タクシーのメーター不使用・遠回り
- 飲食店での外国人向け高額料金設定
- 宗教団体による『韓国文化体験』を騙った金銭要求
対策:
- 配車アプリ『Kakao T』を利用して料金とルートを記録する
- 市場での購入時は事前に相場を確認し、価格表示がある店を選ぶ
- 知らない人に声をかけられても無視し、不自然な場所へ同行しない
2024-2025年にかけて外国人観光客からのぼったくり被害申告が前年比15%増加。
性犯罪
リスク: 3/5多発エリア: 公衆トイレ, 地下鉄の車両内・エスカレーター, 弘大・江南のクラブ, 格安の民泊・ゲストハウス
手口:
- 「モルカ(隠しカメラ)」による盗撮
- 混雑した場所での身体的接触
- マッチングアプリを通じた性的暴行
対策:
- 公衆トイレや宿泊施設で不審な穴やレンズがないか確認する
- 見知らぬ人から提供された飲み物を口にしない
- 夜間の独り歩き時は大通りを選び、イヤホンで周囲の音を遮断しない
デジタル性犯罪(盗撮)の検挙数は年間1万件を超え、社会問題化している。
スリ・窃盗
リスク: 2/5多発エリア: 明洞の歩行者天国, 南大門市場の混雑エリア, ソウル地下鉄1号線, 仁川国際空港の到着ロビー
手口:
- 混雑に乗じたバッグからの財布抜き取り
- 飲食店で椅子にかけておいたバッグの持ち去り
- 注意を逸らしている隙の荷物窃取
対策:
- 財布はズボンの後ろポケットに入れない
- リュックサックは混雑した場所では前で持つ
- 貴重品をテーブルの上に置いたまま席を立たない
発生率は低いものの、外国人観光客が集中するエリアに限定して多発している。
健康・医療情報
ワクチン情報
日本からの一般的な観光客に対して義務化されているワクチンはありませんが、中長期滞在や地方での活動を予定している場合は、A型・B型肝炎、破傷風の接種が強く推奨されます。特に夏季の農村部滞在には日本脳炎の検討も必要です。黄熱リスク国経由での入国時のみイエローカードの提示が必須となります。自身の健康状態と渡航目的に合わせ、出発の1ヶ月以上前にはトラベルクリニックに相談することが望ましいでしょう。
| ワクチン | 必須/推奨 | 備考 |
|---|---|---|
| A型肝炎 | 推奨 | 中長期滞在者や地方を訪れる場合に強く推奨。経口感染のリスクがあるため、飲食店利用時も注意が必要です。 |
| B型肝炎 | 推奨 | 医療機関での処置や血液接触のリスクに備え、長期滞在者に推奨されます。 |
| 破傷風 | 推奨 | 怪我による感染を防ぐため推奨。冒険的なアクティビティや山間部の観光を予定している場合は必須に近いです。 |
| 日本脳炎 | 推奨 | 5月から10月の夏季に、蚊が発生しやすい農村部や山岳地帯に滞在する場合に検討してください。 |
| 黄熱 | 必須 | 感染リスク国から入国、またはそれらの国の空港に12時間以上滞在した場合は、予防接種証明書の提示が必要です。 |
| 狂犬病 | 推奨 | DMZ周辺の野生動物(タヌキ等)の間でウイルスが残存している可能性があり、野生動物と接触する活動を行う場合に推奨。 |
健康リスク
主なリスクは蚊やダニによる感染症です。北朝鮮との国境付近(江原道、京畿道北部など)では夏季に三日熱マラリアが発生するため、防蚊対策が必要です。また、野山では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やツツガムシ病のダニ媒介感染症が報告されており、登山やキャンプ時は長袖の着用が必須です。都市部では、春季から冬季にかけて大気汚染(PM2.5)や黄砂が深刻化し、呼吸器系や眼科系の疾患を誘発するリスクがあります。また、夏季には極端な猛暑による熱中症リスクが急増しており、2024年には100名以上の死者が報告されています。海産物の生食による食中毒(ビブリオ・バルニフィカス等)にも十分な注意が必要です。
医療施設
ソウルや釜山などの大都市圏の医療水準は極めて高く、最新の設備が整っています。主要な大学病院(ソウル大学病院、サムスン医療センター、セブランス病院等)には「国際診療センター」が設置されており、日本語や英語での対応が可能です。ただし、外国人が健康保険なしで受診する場合、医療費は非常に高額になります。救急医療体制も整備されていますが、日本語が通じない現場も多いため、24時間対応の通訳サービス(1330)の利用法を把握しておくべきです。必ず十分な補償内容の海外旅行保険に加入してから渡航してください。
入国・ビザ情報
ビザ要件: 日本国パスポート保持者は、観光、短期商用、親族訪問等の目的で90日以内の滞在であればビザ不要です。従来必要だった電子渡航認証(K-ETA)は、2026年12月31日まで日本人を含む対象国において一時的に免除されています。ただし、2025年以降、電子入国申告書(e-Arrival Card)の事前提出が強く推奨されており、入国審査をスムーズにするためにQ-CODE(検疫情報事前入力システム)と併せてオンライン登録を完了させておくことが望ましいです。
パスポート有効期限
入国時に有効なパスポートであれば受け入れられます。残存有効期間に関する厳格な規定(6ヶ月以上など)は公表されていませんが、航空会社の規定や不測の事態に備え、入国時点で3ヶ月から6ヶ月以上の残存期間があることが推奨されます。
持ち込み禁止・制限品
現金1万米ドル相当額を超える持ち込みは申告が必要です。また、肉製品(ジャーキー、ハム、ソーセージ等)、果物、野菜の持ち込みは厳格に制限されており、未申告で持ち込むと数百万ウォンの重い過料が科せられる場合があります。特に生肉を含む食品はほぼ全て没収対象となるため、持ち込まないのが賢明です。
緊急連絡先
時間帯別安全情報
早朝
安全非常に安全です。早朝からジョギングや散歩をする市民も多く、空気も比較的澄んでいます。地下鉄やバスの運行開始直後は通勤客も少なく、快適に移動できます。ただし、深夜まで飲んでいた酔客が残っている繁華街の裏路地だけは避けるのが無難です。24時間営業のコンビニや食堂が多いため、何かあった時の避難先も確保されています。
安全な活動:
- ・漢江公園でのジョギング
- ・24時間営業の食堂での食事
- ・古宮周辺の散策
避けるべきエリア:
- ・清掃中の繁華街の裏路地
交通: 地下鉄、バス(始発便)
日中
安全世界で最も安全な時間帯の一つです。主要な観光地や公共交通機関は警察や監視カメラによって厳重に監視されています。多くの人々がカフェで荷物を置いて席を立つほど信頼感がありますが、旅行者としては基本的な注意を怠らないでください。市場や混雑した通りでのスリにのみ注意していれば、自由に観光を楽しむことができます。公共交通機関は非常に正確です。
安全な活動:
- ・ショッピング
- ・歴史的建造物の見学
- ・公共交通機関を利用した地方への移動
避けるべきエリア:
- ・特にありません
交通: 地下鉄、バス、徒歩
夕方〜夜
安全活気に満ちており、非常に安全です。仕事帰りの人々や観光客で賑わいます。照明が明るく、夜遅くまで多くの人が街に出ているため、犯罪リスクは極めて低いです。ただし、ソウル中心部(光化門周辺)では大規模なデモが行われることがあり、交通規制に巻き込まれる可能性があります。夕食後の散策も大通りであれば全く問題ありません。
安全な活動:
- ・夜景鑑賞
- ・会食
- ・ナイトマーケットの訪問
避けるべきエリア:
- ・デモが行われているエリア(交通規制のため)
交通: 地下鉄、タクシー
深夜
安全他国に比べれば極めて安全ですが、リスクは日中より高まります。特に弘大や梨泰院などの繁華街では、泥酔した人々による喧嘩やトラブル、強引なナンパ、タクシーの不当請求に注意が必要です。女性の一人歩きも大通りであれば可能ですが、暗い路地や人通りの少ない地下道は避けましょう。深夜バスや配車アプリを利用したタクシー移動が推奨されます。
安全な活動:
- ・24時間営業のサウナ(チムジルバン)での休憩
- ・ライトアップされた都市部の散策
避けるべきエリア:
- ・繁華街の暗い裏路地
- ・酔客が密集するエリアの小道
交通: 配車アプリ(Kakao T)を利用したタクシー
季節別ガイド
春 (March - May)
気温: 5°C - 20°C
降水: 比較的少ないが、霧雨が降ることがある
服装: 重ね着ができる服装。朝晩は冷え込むため、トレンチコートや薄手のジャケットが必要です。
おすすめ活動:
桜の鑑賞(鎮海軍港祭など), 古宮(景福宮など)の散策, 漢江公園でのピクニック
リスク:
- ・黄砂およびPM2.5の飛来
- ・激しい気温差による体調不良
夏 (June - August)
気温: 25°C - 35°C
降水: 非常に多い(6月下旬〜7月下旬は梅雨時期)
服装: 通気性の良い夏服。ただし屋内は冷房が強いため、薄手の羽織りものがあると便利です。
おすすめ活動:
釜山や済州島での海水浴, チムジルバンでの休息, 冷麺(ネンミョン)などの夏グルメ巡り
リスク:
- ・熱中症および脱水症状
- ・集中豪雨による交通の混乱
- ・食品の傷みによる食中毒
秋 (September - November)
気温: 10°C - 23°C
降水: 少なく、晴天が多い
服装: 長袖のシャツやセーター。11月に入るとコートが必要な日が増えます。
おすすめ活動:
紅葉狩り(雪岳山や南山), 野外フェスティバルへの参加, 伝統市場での食べ歩き
リスク:
- ・ダニ媒介感染症(草むらに注意)
- ・急激な冷え込み(11月下旬)
冬 (December - February)
気温: -10°C - 5°C
降水: 少ないが、大雪が降ることもある
服装: 厚手のダウンジャケット、マフラー、手袋、ヒートテック等の防寒着が必須です。
おすすめ活動:
江原道でのスキー・スノーボード, ソウル広場でのスケート, ホットクやトッポギ等の屋台巡り
リスク:
- ・路面の凍結による転倒
- ・乾燥による火災や喉の不調
- ・極寒による低体温症
ベストシーズン: 観光に最適なベストシーズンは、秋(9月後半〜11月初旬)です。この時期は湿度が低く、澄み渡った秋晴れの日が多いため、屋外観光や紅葉鑑賞に最適です。次いで春(4月〜5月)も桜や花々が美しく人気ですが、黄砂やPM2.5の影響を受けやすいというデメリットがあります。グルメやショッピングをメインにする場合は1年中楽しめますが、気候の快適さを優先するなら秋をおすすめします。
環境リスク
野生動物のリスク
サルムサ(マムシ類)
リスク: 4/5生息地: 山間部, 田畑, 登山道
登山やハイキングの際は、茂みに安易に手を入れないよう注意し、足元を保護するしっかりとした靴を着用してください。蛇は振動を感知すると逃げる性質があるため、足音を立てて歩くことも有効です。万が一遭遇した場合は、刺激せずにゆっくりと離れてください。噛まれた場合は患部を心臓より低い位置に保ち、速やかに救急車(119)を呼んでください。主要な病院には抗蛇毒血清が備えられています。
治療: 119番へ連絡し、近くの病院で抗蛇毒血清の投与を求めてください。患部の切開や口での吸い出しは厳禁です。
野生のイノシシ
リスク: 3/5生息地: ソウル市内の北漢山周辺, 都市部境界の公園, 農村部
都市部の公園でも出没が報告されています。遭遇した場合は、大声を上げたり石を投げたりして刺激してはいけません。目を逸らさず、静かに背を向けずに後退し、電柱や木、壁などの遮蔽物の後ろに隠れてください。イノシシは突進してくるため、直線上から外れることが重要です。傘を持っている場合は、広げることで自分の体を大きく見せ、威嚇する効果があるとされています。
治療: 怪我をした場合は直ちに医療機関を受診し、狂犬病や感染症の予防措置について医師に相談してください。
水の安全性
水道水: 飲用可能
韓国の水道水はWHO基準をクリアしており、飲用可能ですが、配管の老朽化による不純物の混入を懸念し、現地の韓国人も直接飲むことは稀です。飲用には市販のボトル入りミネラルウォーター(三多水などが有名)を購入するか、ホテル等に設置されている浄水器の利用を推奨します。特に胃腸が弱い方は、一度沸騰させてから利用するか、ボトルウォーターに限定するのが安全です。コンビニエンスストアで安価に購入可能です。
交通安全
事故死亡率: 10万人あたり約5.6人(改善傾向にあるが依然として注意が必要)
歩行者リスク: 右側通行(日本と逆)であり、交差点で信号が赤でも右折してくる車両が多いため、横断歩道でも注意が必要です。歩行者優先が強化されていますが、信号を無視して突っ込んでくる配達バイクや、近年社会問題化している高齢ドライバーによる暴走事故には警戒してください。スマホを見ながらの「歩きスマホ」による事故も多発しています。
公共交通: 地下鉄やバスの安全性は世界最高水準です。特に地下鉄はホームドアの設置率がほぼ100%で、転落事故のリスクは極めて低いです。バスは運転が荒い場合があるため、乗車後は速やかに着席するか、手すりをしっかり握るようにしてください。高速バスやKTX(鉄道)は非常によく整備されており、事故率は低いです。
地域別ガイド
ソウル・首都圏
レベル 1政治・経済・文化の中心地。24時間営業の店舗が多く、夜間の独り歩きも概ね安全です。最先端のIT技術と朝鮮王朝時代の王宮が共存する魅力的なエリア。
主要都市: ソウル, 仁川, 水原
特有リスク:
- ・週末の政治デモによる交通麻痺
- ・繁華街での強引な客引き
- ・混雑時のスリ
慶尚道(南東部)
レベル 1港湾都市釜山を中心としたエリア。活気ある市場、美しい海、歴史的な慶州の遺跡など見どころが多い。人々は情熱的で、独特の方言(サトゥリ)が特徴です。
主要都市: 釜山, 大邱, 蔚山
特有リスク:
- ・港湾エリアでの飲酒トラブル
- ・交通マナーが荒い傾向
- ・夏場の台風被害
全羅道(南西部)
レベル 1「食は全羅道にあり」と言われるほどグルメが充実した地域。伝統的な韓屋村がある全州や、芸術の街・光州など、韓国の原風景と精神文化が色濃く残っています。
主要都市: 光州, 全州, 木浦
特有リスク:
- ・地方の暗い夜道の独り歩き
- ・英語・日本語の通用度が低い
- ・山間部での野生動物遭遇
江原道(北東部)
レベル 2美しい山々と海に囲まれた自然豊かなレジャーエリア。北朝鮮との国境に近く、DMZ観光の拠点でもあります。冬季はウィンタースポーツが盛んです。
主要都市: 春川, 江陵, 束草
特有リスク:
- ・国境付近の軍事的緊張
- ・冬場の極寒と路面凍結
- ・山間部での遭難リスク
済州島
レベル 1韓国最大の島で、火山活動による独特の景観を持つリゾート地。独自の文化と歴史があり、国内外から多くの観光客が訪れる「韓国のハワイ」です。
主要都市: 済州市, 西帰浦市
特有リスク:
- ・タクシーの不当料金請求
- ・急激な天候変化
- ・レンタカーによる交通事故
忠清道(中部)
レベル 1科学技術の拠点である大田を中心に、教育と研究が盛んな地域。穏やかな気候と、落ち着いた雰囲気の都市が多く、観光地としても穴場的な存在です。
主要都市: 大田, 清州, 天安
特有リスク:
- ・公共交通の利便性がやや低い
- ・深夜の住宅街でのトラブル
- ・宗教団体の勧誘活動
経済・物価情報
経済概要
韓国は世界10位圏前後のGDP規模を誇る主要経済国です。半導体、自動車、造船、電子機器などの輸出を主軸としており、2025年の経済成長率は約2%前後で推移しています。高度なITインフラを基盤としたデジタル経済が発展しており、都市部の賃金水準は日本と同等か、業種によっては上回ることもあります。
生活費・物価
ソウルなどの都市部では、物価上昇の影響により外食費や宿泊費が上昇傾向にあります。一般的な食堂でのランチは10,000〜15,000ウォン、コーヒーは5,000ウォン前後が目安です。公共交通機関は日本より安価ですが、生鮮食品(特に果物)の価格は非常に高く、滞在費全体としては日本と同等以上の予算を見込む必要があります。
通貨情報
通貨は韓国ウォン(KRW)。1,000ウォン=約110円(2025年現在目安)。世界有数の完全キャッシュレス社会で、屋台でもクレジットカードやQR決済が使えることが多いです。T-moneyカードのチャージや小規模な市場での買い物には現金が必要なため、常に数千円分の現金は持ち歩くのが賢明です。
チップガイド
韓国にはチップの習慣はありません。レストランやタクシー、ホテルでの支払いにチップは不要です。高級ホテルや一部の高級レストランでは、あらかじめ10%のサービス料が請求額に含まれている場合があります。過剰な謝礼は逆に相手を困惑させることもあるため、笑顔で「カムサハムニダ(ありがとう)」と伝えるのが最善です。
予算ガイド
バックパッカー向け(1日5,000〜8,000円):ゲストハウス利用、コンビニや屋台中心の食事、地下鉄移動。ミドルレンジ(1日1.5万〜3万円):ビジネスホテル、一般的な焼肉店や食堂、時折タクシー利用。ラグジュアリー(1日5万円以上):5つ星ホテル、宮廷料理や高級店、プライベートツアーや終日タクシー貸切。
文化・マナー情報
歴史的背景
朝鮮半島の歴史は古く、高麗や朝鮮王朝時代に独自の文化が花開きました。20世紀の日本統治時代、韓国戦争(朝鮮戦争)を経て、1960年代以降の「漢江の奇跡」と呼ばれる驚異的な経済発展により、現在の先進国の地位を築きました。このドラマチックな歴史背景が、韓国人の強い情熱や団結心、そして伝統と最新ITが共存する独特の社会を作り上げています。
社会規範・マナー
儒教文化の影響が強く、年長者を敬う姿勢が非常に重要です。公共交通機関での優先席の利用、食事を始める順番、酒を飲む際のマナー(目上の人の前では横を向く)など、礼儀が重視されます。一方で、スピード感を重視する「パリパリ(早く早く)文化」も健在で、行列やサービスの速さに対する期待値が高いのも特徴です。
宗教・慣習
主にキリスト教(プロテスタント・カトリック)と仏教が共存していますが、国民の約6割は無宗教です。しかし、生活様式や思考の根底には儒教的価値観が深く根付いています。お盆(秋夕)や旧正月(ソルラル)には親族が集まり、先祖を供養する伝統行事が行われます。寺院訪問時は露出の多い服装を避けるなどの配慮が必要です。
宿泊・食事ガイド
宿泊ガイド
世界的な高級チェーンから、日本式のビジネスホテル、伝統的な韓屋(ハノク)ステイ、安価なゲストハウスまで選択肢は豊富です。宿泊施設での盗撮(モルカ)が社会問題化しているため、極端に安価なモーテルなどは避け、評価の高いホテルを選ぶことを推奨します。また、多くのホテルで歯ブラシなどが有料化されているため持参が必要です。
食事ガイド
韓国料理は「医食同源」の考えが根付いており、野菜を多く摂取できます。市場の屋台からミシュラン星付き店まで幅広く、衛生状態も概ね良好。ただし、夏季の生もの(ケジャンや刺身)には注意。外国人価格の設定や、少量・高額な提供をする一部の市場(広蔵市場等)でのぼったくり事例には注意し、事前に価格を確認する習慣をつけてください。
実用情報
通信・SIM
世界トップの通信環境。空港でeSIMやSIMカードの購入が可能。人気店のウェイティングに電話番号が必要な場合が多いため、番号付きプランが推奨。カフェや公共施設の無料WiFiも充実していますが、セキュリティのためVPNの使用を強く推奨します。
銀行・ATM
完全キャッシュレス社会。WOWPASSやNAMANEカードが観光客に便利。ATMは「Global」表記のあるもので日本のクレカが利用可能。1回の手数料は3,000〜5,000ウォン程度。一部のカードは特定の銀行(新韓、KB等)でのみ受け付けます。
郵便・配送
郵便局(郵逓局/ウチェグク)は信頼性が高く、EMS(国際スピード郵便)で日本へ荷物を送るのも容易。主要観光地のコンビニからも発送可能な場合があります。
電源・アダプター
電圧は220V、周波数は60Hz。プラグ形状は丸い2本足のCタイプまたはFタイプ。日本の100V専用機器は変圧器が必要ですが、スマホ等の100-240V対応品はアダプターのみで利用可能。
洗濯サービス
街中に「セタッソ(クリーニング店)」や24時間のコインランドリー(コインストセタッソ)が多数あります。アプリで洗濯・乾燥から配送まで行うサービスも普及しています。
公衆トイレ
地下鉄駅やデパートのトイレは非常に清潔で安全です。ただし、盗撮対策として「穴」を塞いでいる跡が見られることも。古いビルのトイレは暗証番号が必要な場合や、紙が流せない場合があります。
主要都市ガイド
仁川
Incheon
国際空港と港を擁する物流の玄関口。19世紀の開港当時の雰囲気が残るチャイナタウンや、近未来的な松島(ソンド)国際都市など、新旧が融合した都市です。治安は非常に安定していますが、港湾地区の裏通りは夜間注意が必要です。
主な観光地:
仁川チャイナタウン, 松島セントラルパーク, 月尾島
避けるべきエリア:
- ・夜間の港湾周辺路地
- ・一部の古い再開発エリア
ベストシーズン: 4月〜10月
詳細ページへ →大邱
Daegu
内陸に位置する教育と伝統産業の街。夏は韓国で最も暑いことで知られます。医療観光や繊維産業が盛んで、街全体が非常に整然としており安全。伝統的な薬令市場は外国人にも人気です。
主な観光地:
西門市場, 大邱薬令市, アプ山公園
避けるべきエリア:
- ・深夜の駅周辺の暗い路地
ベストシーズン: 4月〜5月、10月
詳細ページへ →大田
Daejeon
韓国のシリコンバレーと呼ばれる科学技術都市。交通の要衝でもあり、非常に近代的でクリーンな街並みです。犯罪率が低く、家族連れでも安心して観光を楽しめます。儒城(ユソン)温泉が有名。
主な観光地:
国立中央科学館, 儒城温泉, エキスポ科学公園
避けるべきエリア:
- ・特に指定なし
ベストシーズン: 通年(特に秋)
詳細ページへ →光州
Gwangju
民主化運動の聖地であり、芸術と食文化の都。国立アジア文化殿堂を中心にアートイベントが多い。人々は温かいですが、政治的関心が高く、時折大規模な集会が開かれます。
主な観光地:
5.18民主墓地, 無等山国立公園, 国立アジア文化殿堂
避けるべきエリア:
- ・デモ発生時の広場周辺
ベストシーズン: 5月、9月〜11月
詳細ページへ →水原
Suwon
世界遺産・水原華城を抱える歴史都市。サムスン電子の本拠地でもあり、IT産業が街を支えています。城郭沿いの散策路は夜間もライトアップされ、市民の憩いの場として安全に管理されています。
主な観光地:
水原華城, 華城行宮, 水原カルビ通り
避けるべきエリア:
- ・駅北側の古い住宅街の一部
ベストシーズン: 4月、10月
詳細ページへ →交通詳細ガイド
国内線フライト
韓国の国内線は、ソウル(金浦空港)と済州島を結ぶ路線が世界一の過密路線として知られ、非常に利便性が高いです。大韓航空やアシアナ航空のほか、済州航空、ティーウェイ、ジンエアーなどのLCCが頻繁に運行しています。チケットはオンラインで容易に購入可能で、価格も手頃です。仁川空港からの国内線は済州や釜山へ行く乗り継ぎ便が中心となります。搭乗手続きはスムーズですが、週末や祝日は大変混雑するため1時間前には空港に到着することが推奨されます。
鉄道・バス
鉄道(KTX/SRT)は主要都市を2〜3時間で結び、正確性と安全性において世界トップレベルです。KORAIL Passを利用すれば観光客もお得に利用可能。バスは「高速バス」と「市外バス」があり、鉄道が通らない地方都市も網羅しています。優等バス(Premium/Excellence)は座席が広く非常に快適。ただし、運転が日本より荒いと感じることがあるため、シートベルトは必ず着用してください。ターミナルでのチケット購入は無人機が多いですが、日本語対応しているものも増えています。
レンタカー・配車サービス
韓国は右側通行で、運転ルールは日本と異なります。レンタカー利用にはジェネバ条約に基づく国際運転免許証が必須です。監視カメラによる速度締まりが非常に厳しく、わずかな超過でも罰金対象となります。配車アプリは「Kakao T」が独占的で、日本版アプリやUberの提携でも利用可能です。行き先を事前に指定できるため、言葉の壁やぼったくりの心配がなく、旅行者にとって最も安全な移動手段の一つです。外国人お断りのタクシーに遭遇した際も、アプリ経由なら記録が残るため安心です。
交通リスク評価
公共交通機関の安全性は極めて高いですが、地下鉄やバスでの痴漢やスリ、深夜のタクシーでの不当料金請求(特に空港や繁華街周辺)がわずかに報告されています。また、バスの急発進・急停車が多いため、立っている際は手すりにしっかりつかまる必要があります。オートバイの歩道走行が稀にあるため、歩行中も周囲への注意を怠らないでください。
都市別交通ガイド
ソウル
地下鉄: 世界最大級のネットワーク。清潔で安全、多言語表示も完璧。
バス: 色分けされたバス網。T-moneyで乗り換え無料。
タクシー: Kakao T推奨。模範タクシーはさらに安全。
徒歩・自転車: Ttareungyi(レンタサイクル)が普及。
費用目安: 地下鉄初乗り1,400ウォン、タクシー基本料約4,800ウォン〜
釜山
地下鉄: 4路線。観光地を効率よく回れる。
バス: 山道が多く、運転はかなりダイナミック。
タクシー: 海雲台周辺は観光タクシーが多い。
徒歩・自転車: ビーチ沿いの遊歩道が充実。
費用目安: ソウルと同水準、やや安い場合も。
大使館・長期滞在情報
在外公館ネットワーク
在韓国日本国大使館
Embassy - Seoul
住所: ソウル特別市鍾路区栗谷路6(ツインツリータワーA棟)
電話: +82-(0)2-2170-5200
緊急対応: 24時間対応(夜間はオペレーター取次)
在釜山日本国総領事館
Consulate General - Busan
住所: 釜山広域市東区古館路18
電話: +82-(0)51-465-5101
管轄: 釜山, 大邱, 蔚山, 慶尚道
在済州日本国総領事館
Consulate General - Jeju
住所: 済州市老衡洞930-1(老衡タワー9階)
電話: +82-(0)64-710-9500
管轄: 済州特別自治道
領事サービス
大使館・領事館では、パスポートの再発行、事件事故の際の助言、邦人保護、緊急時の家族への連絡等のサービスを提供しています。日本語での相談が可能で、現地の弁護士や医療機関の情報提供も行います。ただし、警察の捜査介入や、民事トラブルの肩代わり、金銭の貸し付けなどはできません。緊急時は112(警察)に通報した上で、必要に応じて領事館へ連絡してください。
長期滞在ビザ
90日を超える滞在にはビザが必要です。留学(D-2)、ワーキングホリデー(H-1)、駐在(D-7)など目的別。近年、デジタルノマド向けに「ワークケーションビザ(F-1-D)」が新設され、海外所得があるリモートワーカーも一定条件で1年間の滞在が可能となりました。申請は日本国内の韓国領事館で行い、入国後は90日以内に外国人登録(外国人登録証の取得)が必要です。
リモートワーク・デジタルノマド
ソウルや済州島にはコワーキングスペースが非常に充実しており、世界最高水準のネット速度で快適に仕事ができます。多くのカフェで長時間作業が可能。ワークケーションビザを活用すれば、合法的に長期滞在が可能。日本語が通じる医療機関や生活インフラも整っているため、日本人デジタルノマドには非常に適した環境です。
ビジネスビザ
短期商用目的(会議、契約、市場調査等)であれば90日以内のビザなし入国が可能。ただし、報酬を得る就労活動は禁止。長期就労には専門職ビザ等の取得が必要。韓国のビジネス文化は礼儀とスピードを重視するため、名刺交換(両手で)や会食(飲酒)が重要な役割を果たすことがあります。事前調整と現地の商慣習への理解が成功の鍵です。
推奨防犯装備
隠しカメラ検知器
推奨防犯グッズ
韓国で社会問題となっている「モルカ(盗撮)」対策として、宿泊施設や公衆トイレでの安全確認に有効です。
VPNサービス
推奨通信機器
フリーWiFi利用時のデータ盗難防止や、サイバー犯罪対策として必須。公共施設でのセキュアな通信を確保します。
WOWPASSカード
必須経済用品
外貨チャージ可能なプリペイドカード。キャッシュレス社会の韓国で、ぼったくり防止とスムーズな決済を両立します。
モバイルバッテリー
必須通信機器
地図アプリや翻訳、配車アプリを多用するため、急速充電対応の10000mAh以上のモデルを携行してください。
盗難防止用ストラップ
推奨防犯グッズ
繁華街でのスマホのひったくりや、食事中の置き引きを防止するために、カバンや衣類に繋ぐワイヤーが有効です。
除菌ウェットティッシュ
必須衛生用品
屋台や市場での食事、公共交通機関利用後の衛生管理に。韓国の飲食店では使い捨ておしぼりがない場合もあります。
大気汚染対策マスク
推奨衛生用品
PM2.5や黄砂(ミセモンジ)が深刻な日に備え、KF94規格の高性能マスクを準備しておくと健康リスクを軽減できます。
翻訳・交通アプリ
必須通信機器
Naver MapやKakao T、Papagoなど、現地生活に必須のアプリを日本国内でインストール・設定しておくべきです。
旅行者タイプ別ガイド
女性旅行者向けガイド
女性にとって世界で最も安全な旅行先の一つです。24時間営業のコンビニやカフェが多く、夜間も明るい場所がほとんどです。ただし、デジタル性犯罪(モルカ)に対する警戒は必要で、公衆トイレなどでは周囲を確認する習慣を。また、強引なナンパ(ホンティング)もありますが、はっきり拒絶すれば執拗に追ってくることは稀。万が一の際は観光通訳1330へ連絡し、日本語で助けを求めてください。
LGBTQ+旅行者向けガイド
法律で同性愛は禁止されていませんが、保守的な宗教的価値観も残っており、公の場での過度な愛情表現は控えめにするのが一般的です。ソウルには鍾路(Jongno)や梨泰院(Itaewon)にLGBTQ+フレンドリーなバーが集まるエリアがあります。暴力的な差別を受けることはまずありませんが、一部の保守層による偏見が残っている可能性があることを理解しておきましょう。
家族・シニア旅行者向けガイド
治安が良く、医療水準も高いため、家族連れやシニア旅行者にも非常に適しています。地下鉄にはエレベーターや授乳室が整備されており、バリアフリー化が進んでいます。ただし、ソウルの古い地区は階段や坂道が多く、ベビーカーや車椅子での移動が困難な場合も。レストランでは子供連れに寛容な店が多いですが、一部「No Kids Zone(子供禁止)」の看板を掲げるカフェがあるため、事前の確認が必要です。シニア向けには伝統茶屋や温泉、落ち着いた公園が多く、ゆったりとした旅行を楽しめます。
安全に関するよくある質問
夜間に女性が一人で歩いても大丈夫? ▼
はい、極めて安全です。深夜のジョギングも可能ですが、人通りのない路地や酔客の多いエリアは避けてください。
盗撮(モルカ)が不安です。 ▼
公衆トイレや宿泊施設では不自然な穴やカメラがないか確認してください。不安なら検知器の使用も有効です。
実用的なよくある質問
水道水は飲めますか? ▼
WHO基準を満たし安全ですが、古い配管のリスクを考え、現地人も市販のボトル水を飲むのが一般的です。
K-ETAは今必要ですか? ▼
2026年末まで日本人は一時免除されています。最新情報をQ-CODE公式サイトで確認してください。
大韓民国/韓国の治安に関するよくある質問
大韓民国/韓国の治安は良い?悪い? ▼
韓国の治安は2026年現在も世界最高水準にあり、非常に良好です。2024年末の政治的な混乱も新政権下で収束し、社会的な安定を取り戻しています。街中の監視カメラ(CCTV)網が非常に発達しており、凶悪犯罪の発生率は日本と同等かそれ以上に低いため、基本的には安心して旅行を楽しめます。ただし、観光地での軽犯罪やデジタル犯罪には注意が必要です。
大韓民国/韓国で危険な地域はどこ? ▼
観光客が訪れる主要都市の大部分は安全ですが、梨泰院(イテウォン)などの多国籍な繁華街では深夜のトラブルや薬物関連犯罪が他より多いため、注意レベルが少し上がります。また、北朝鮮との軍事境界線に近い非武装地帯(DMZ)付近は軍事的緊張下にあるため、必ず許可されたツアーを利用し、現地の指示に従う必要があります。路地裏や深夜の市場なども最低限の警戒をしましょう。
大韓民国/韓国旅行はやばい?本当に行って大丈夫? ▼
「やばい」と言われるような深刻な治安悪化はありません。政治デモがニュースになることがありますが、旅行者が標的になることは稀です。ただし、一部の飲食店やタクシーでの「ぼったくり」や、特定の宗教団体による強引な勧誘、高齢ドライバーによる交通事故の増加などは、旅行者が直面しうるリアルな「やばい」リスクと言えます。これらを理解して対策すれば、渡航に全く問題はありません。
大韓民国/韓国は女性一人でも怖くない? ▼
韓国は女性一人旅でも非常に安全な国の一つです。夜間の独り歩きも大通りであれば問題ありません。しかし、深刻な社会問題となっている「モルカ(盗撮)」などのデジタル性犯罪には注意が必要です。公衆トイレや宿泊施設での不審な穴には警戒しましょう。また、繁華街でのしつこい客引きや、飲酒に伴うトラブルを避けるため、深夜の深追いは控えるのが賢明です。
大韓民国/韓国でスリに遭わないための対策は? ▼
韓国はスリが非常に少ない国ですが、明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)などの混雑する観光地や、イベント会場では注意が必要です。バッグは口が閉まるものを選び、体の前に持つようにしましょう。また、スマホをカフェのテーブルに置いて席を立つといった行為は、治安が良い韓国でも避けるべきです。デジタル化が進んでいるため、物理的な盗難よりもスマホの紛失・盗難に気をつけてください。
大韓民国/韓国で多い詐欺の手口は? ▼
観光客を狙ったタクシーの不当料金請求(ぼったくり)や、メニューに値段表記がない飲食店での高額請求が依然として存在します。また、SNSを利用したロマンス詐欺や投資詐欺、公的機関を装ったサイバー詐欺も巧妙化しています。さらに、道端で「韓国文化を体験しませんか?」と声をかけてくる宗教団体による勧誘は、後に高額な供え物を要求される詐欺的トラブルに発展することが多いため無視しましょう。
大韓民国/韓国で日本人が巻き込まれやすい犯罪は? ▼
日本人が巻き込まれる犯罪の多くは、スリ、置き引き、タクシーのぼったくりといった軽犯罪です。また、キャッシュレス社会を悪用したクレジットカードの不正利用や、スキミングにも注意が必要です。特定の政治的状況下でデモが発生している場合、野次馬として近づくとトラブルに巻き込まれる可能性があるため、日本語で大声で話しながら近寄るような行為は避けましょう。
大韓民国/韓国旅行で注意すべきことは? ▼
第一に、デジタル性犯罪への注意です。トイレや試着室での盗撮への警戒を怠らないでください。第二に、交通事故です。韓国は日本よりも運転が荒い傾向があり、信号無視や歩道へのバイク侵入も散見されます。特に高齢ドライバーによる事故も増えています。第三に、政治的なデモです。週末を中心にソウル中心部で行われるデモは、交通規制や混雑の原因となるため事前に情報を確認しましょう。
大韓民国/韓国で起こりやすいトラブルは? ▼
最も多いのは飲酒に絡むトラブルです。特に繁華街での喧嘩や、泥酔した日本人観光客が警察の世話になるケースがあります。また、言葉が通じないことによる飲食店での注文トラブル、タクシーの乗車拒否、特定の店での「外国人お断り」といった文化的背景に基づく摩擦も起こり得ます。さらに、キャッシュレスが基本のため、カードが使えない、スマホが使えないといった技術的トラブルも増えています。
大韓民国/韓国で被害に遭ったらどうする? ▼
緊急時は警察(112)、救急(119)へ電話してください。また、観光客向けの「観光苦情申告センター(1330)」は日本語対応が可能で、タクシーのぼったくり被害などの相談も受け付けています。パスポートを紛失した場合は、速やかに最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、日本大使館または総領事館へ連絡して再発行の手続きを行ってください。
大韓民国/韓国の治安詳細
大韓民国/韓国の治安概要
2026年現在の韓国は、世界でもトップクラスの治安水準を維持しています。2024年末の政治的混乱を経て発足した新政権により、国内の秩序は完全に回復しました。監視カメラ(CCTV)網が街の隅々まで張り巡らされており、犯罪検挙率は極めて高いのが特徴です。夜間の外出や女性の一人歩きも、主要な都市部であれば大きな危険はありません。ただし、IT先進国ゆえのデジタル犯罪や、観光地特有の軽犯罪は依然として存在しており、油断は禁物です。
大韓民国/韓国は危険?やばい?
韓国旅行が「危険」や「やばい」と言われる要因の多くは、北朝鮮との緊張関係や政治デモ、あるいは特定の社会問題(盗撮など)に起因します。しかし、日常生活レベルで物理的な危険を感じる場面はほとんどありません。北朝鮮情勢も、2026年現在は対話の模索と抑止が並行しており、突発的な軍事衝突のリスクは管理されています。旅行者が「やばい」事態を避けるには、政治的な集会に近づかないこと、不当な客引きに応じないことといった基本的な自己防衛が重要です。
大韓民国/韓国は怖い?一人旅でも大丈夫?
「韓国は怖い?」という不安を持つ女性や一人旅の方へ、基本的には日本国内での旅行と同じ程度の警戒心で十分楽しめると断言できます。公共交通機関は清潔で安全、カフェやショップも深夜まで営業しており明るいです。特に注意すべきは「モルカ」と呼ばれる盗撮被害で、公衆トイレや格安の宿泊施設では不自然な穴や設置物に注意しましょう。また、繁華街での飲酒を伴う場では、ナンパやしつこい勧誘を毅然と断る勇気を持つことが、怖さを感じずに済む秘訣です。
スリ・詐欺・犯罪の実態
犯罪状況として最も警戒すべきは、観光客を狙った「ぼったくり」と「デジタル犯罪」です。明洞などの屋台や飲食店で価格を確認せずに注文すると、法外な請求をされることがあります。また、タクシーも配車アプリ(Kakao Tなど)を使用しない場合、遠回りをされたり不当な割増料金を要求されたりするトラブルが散見されます。スリは少ないものの、置き引きやスマホの盗難はゼロではありません。さらに、サイバー空間での詐欺や、公共の場での盗撮被害は警察も取り締まりを強化している深刻な犯罪です。
地域別の危険度
ソウル、釜山、済州島などの主要都市はレベル1で治安は良好ですが、人口密集地でのスリや雑踏事故には注意が必要です。特にソウルの梨泰院(イテウォン)は、多国籍な文化が混じる反面、深夜の薬物犯罪やトラブルのリスクが他エリアより高いためレベル2相当の警戒が推奨されます。また、DMZ(非武装地帯)周辺も軍事的な緊張が常にあるためレベル2です。個人での立ち入りは禁止されており、信頼できるツアーへの参加と軍の指示遵守が絶対条件となります。
大韓民国/韓国旅行で注意すべきポイント
旅行者が注意すべき第一のポイントは、徹底したキャッシュレス社会への対応です。多くの店で現金が使えないため、WOWPASSやNAMANEカード等のプリペイドカード、またはクレジットカードの準備が必須です。次に、交通安全です。韓国の交通マナーは日本より荒く、横断歩道でも車が優先のように突っ込んでくることがあります。さらに、道端での「勉強しませんか?」といった宗教勧誘は、トラブルの元になるため完全に無視してください。政治デモが開催される週末のソウル中心部は、公共交通の乱れにも注意が必要です。
よくあるトラブル事例
実際のトラブル事例としては、梨泰院のクラブで飲み物に薬物を入れられる被害や、深夜のタクシーでメーターを使用せず法外な料金を請求されたケースがあります。また、SNSで知り合った現地人と会って金銭を騙し取られるロマンス詐欺的な事案も報告されています。文化的トラブルでは、一部の「ノー・キッズ・ゾーン」や「外国人お断り」の店に入ろうとして拒否される摩擦や、デモの現場に居合わせてしまい警察に事情聴取されるといったケースも存在します。
被害に遭った場合の対応
万が一被害に遭った場合は、まず警察(112)に通報してください。日本語が通じない場合は「ジャパニーズ(Japanese)」と伝えれば通訳サービスに繋いでくれます。より身近なトラブル(ぼったくり等)は、韓国観光公社が運営する「1330(観光案内センター)」へ電話しましょう。24時間日本語での対応が可能です。盗難や紛失でパスポートを失った場合は、ソウルの日本大使館または釜山・済州の総領事館へ出向き、「帰国のための渡航書」などの申請を行う必要があります。